前回の続きです


4.5歳の頃に、父の転勤で 私たち家族は奈良から東京へお引越しをしました。


書き忘れていましたが

実は私は3人兄弟の末っ子で、上に兄と姉がいますニコニコ


兄と姉は すこぶる元気で…!

身体の弱い私を守ってくれるかのように いつもそばにいてくれました。




しかしちょうど5歳の頃に

私は生死を彷徨うことになります。


いつものように、私は風邪をひき

両親はしばらくお家で様子を見ていました。


ある時、ソファで横になってテレビを観ていると


母が「もえの呼吸と一緒に、ソファが揺れてるよ!」と言いました。


私は努力性呼吸をしていて

呼吸困難の中、一生懸命 呼吸をしていて


それがソファも揺れるほど、だったそうなので

相当苦しい状態でした。

実はこのとき、風邪をこじらせて肺炎になっていたのです。


私は テレビに夢中になっていて、そこまで気に留めていなかったのですが。笑

そう言われるとたしかに呼吸がツラい?


くらいのレベル


そんな私を見て、なのか

両親は救急車ではなく タクシーを呼びました。


すぐさまタクシーで病院に向かうも

タクシーの中で、私は意識を失ってしまいました。


目を覚ましたときには

今でも忘れられません。


右に父の顔が、左に母の顔が、ありました。


2人とも心配そうにこちらを見ていて


私は酸素マスクをしていました。


すぐにICUへ運ばれて

一命を取り留めたものの


両親は医師からこっぴどく怒られてしまったそうです。


「こういう状態のときは次からはタクシーじゃなくて、救急車を呼んでくださいね」と。


きっと、私が呑気にテレビを見ていたせいなのですが


その夜、何本もの管に繋がれた私は

ICUで全く眠れなくて ぼーっと、ただひたすら窓の外を見ていました。


そこで人生で初めて、朝焼けを見て感動しました。


本当に、涙が出そうなくらいでした!


生きてるって素晴らしいって

小さいながらに思ったのだと思います。


その後 1週間で、ICUを出て

一般病棟に移り 1ヶ月で退院しました。


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