†恋愛至上主義† -3ページ目

正しい道

あたしが一言言えばいいのはわかってる。

「さよなら」

って。

きっと辛いのは少しの間で

いつか時間が解決してくれて

笑って思い出にできる日がやってくる。

でも失うのが怖くて怖くて

本当にそれでいいの?って考える自分がいて。

でも、もう少しがんばるって

決めたらその瞬間

それでいいの?

って気持ちが浮かんでくる。

きっとなにを選んでも

あたしはきっと後悔する。

終わり

あたしが1番守りたかったもの。

1番大切にしてたもの。

色んなもの後回しにして

時には捨てて

時には諦めて

大事に大事に

どんなに辛くても

どんなに苦しくても

必死に守り抜こうとしてた。

そしたらね、それを失うのがどんどん怖くなった。

からっぽになるのが怖くて

きっともう半分はただの執着と意地。

残ったものは小さな傷あとと

幸せな記憶なんか薄れちゃうくらいの

大きな虚無感。

解放されたのか

解放してあげたのか

自分のためなのか

相手のためなのか

もうわかんないけど

終わってみると笑えるくらいよみがえってくる

ばかな自分。


見たくない時は目を閉じて

聞きたくない時は耳を塞いで

泣きたい時は顔を埋めてた。

あくびしただけ、とか嘘ついて

胸が痛いのも気付かないふり。

負けたくなかった。

さよならは負けだと思ってた。

誰にも渡したくなかった。

あたしが抱きついてぎゅってするのは

くっついてないと不安だったから。

どっかにいっちゃうんじゃないかって

怖かったから。

そんなことしてもなにも変わらない事くらい知ってたけど

そうでもしなきゃ押し潰されそうだったんだよ。

やだやだ

もうやだ。

今なにしてるのかなって不安になるのも

笑ってなきゃってがんばるのも

泣くのこらえるのも

気にしないふりするのも

気付かないふりするのも

疲れた。

好きな人といることってこんなに精神力いることだったっけ?

もっと幸せで

もっと満たされるもんじゃなかったっけ?

好きだからさよならなんてありえないって思ってたけど

好きより辛いの方が大きくなったらもうだめだ。

お腹出て

白髪頭になって

はげちゃびんになって

女の子が誰も相手にしなくなっても

あたしだけはずっと好きでいる。

なにがあっても離れない。

あたしがお婿さんにしてあげるよ、とか

そんな約束してさ。

守れない約束なんてしない主義だけど

守れないかもしんない。

あたしがさよならしたら

もぉ追っかけてはこないでしょ。

追っかけてこないのはあたしのためなんかじゃないんでしょ。

いつだって好きなのはあたしで

会いたいのもあたしで

寂しいのもあたしで

泣くのもあたしで

片思いしてるみたいだった。

もちろんね、幸せだった時もたくさんあったけど

すっごく愛感じた事もたくさんあったけど

求めるものが違いすぎたんだね。