講座4回目「憧れのまんが家・イラストレーター教室」 | もえ♪萌重日記 漫画家、イラストレーター・つづき萌重ブログ

更新がない間、ご訪問くださった方、ありがとうございます。

 

アニメ関係のイラストお仕事をしたりで、バタバタしておりました。あせる

 

そんな中で、8月19日に「憧れのまんが家・イラストレーター教室」の4回目の講座も無事に終えました。

 

今回も受講生は、小学生から40代の大人の方まで。

体験会の方も2名が参加してくださいました。

欠席の人もいたので、教室は余裕をもってソーシャルディスタンスを保ちつつ。

 

今回は、引き続き顔の描き方の延長線。

「フカンとアオリ」の顔の描き方をしました。

 



「フカン顔とアオリ顔」

 

あまり聞きなれない言葉でしょうか?

言うなれば、上向きの顔、下向きの顔という、角度がついた顔のことです。

 

フカンとアオリって、むずかしいですよね…!

 

私自身も、どちらかというと苦手で、むずかしいと思っています。

 

だけど、より魅力的で表現豊かな漫画やイラストを描くには、いろんな構図を描かなければいけません。

なので、角度の付いた絵は、ぜったいマスターしないといけないんですよね。

 

アオリとフカンの絵を描くには、もちろんコツやポイントがあります。

 

ですが、あまり細かいところまで、それらにとらわれすぎると、どうしてもキャラクターが不自然でかわいくなくなったりします。

 

元の絵が、写実的なリアル風の場合、しっかりアタリを取って計算して描くと、いい感じに描けるのかもしれません。

だけど、ある程度デフォルメされた漫画絵だと、アタリをきっちりとって角度も計算して描いても、なんか顔のバランスが崩れるっていうか、うまくいかないんですよね…。

 

特にフカンの顔…。

 

根本的に少女漫画は、鼻などデフォルメして描いているから、フカンの時に、いきなりリアル風の下向きの鼻を描くと、絵の雰囲気がぶち壊しになるくらい崩れてしまうんです。

そこで、フカンの鼻は、下向きを意識しつつ、チョンとした点で描いたりするのですが、点を描く位置が少しずれるだけで、雰囲気が大きく変わってしまうので、注意が必要です。

 

もう、ほんとにむずかしい…!!

 

ということで。

 

やはり、ポイントはあくまでもポイントとして、アオリ、フカンのそれぞれがそれっぽく見えるようにとどめて。

 

最終的に目指すところは、キャラクターが、ちゃんと上を向いていたり下を向いていたりで不自然じゃない感じに見えて、なおかつ、自分の理想のかわいかったりカッコよく描けたらいいんじゃないかな、と思っています。

 

要は、

神経質にアタリや角度にこだわるよりも、顔のバランスにとことんこだわった方が良いのかなと。

 

そんな感じで、初心者の人には、なかなかレベルの高いお話になってしまったかもしれないのですが、受講生のみなさん、しっかりポイントを押さえつつ、ちゃんとアオリ、フカンの顔が描けていたので、すばらしいと思いました!

 

 

 

体験会の方も、参加してくれた人に初めて丸ペンでペン入れをしてもらいましたが、初めてなのに、上手にペンが使えていたように思います。合格

 

体験会、楽しんでもらえたのでしょうか?

今回参加してくださった、小学生の2名が次回から入会してくれました!

前回も入会者がいたので、少しずつ受講生が増えていっています。

 

少しでもみんなの漫画絵が楽しく描けるようなお手伝いができたらいいなと思っています音譜

 

 

次回は、9月2日。

次は、横顔の描き方をやったあと、身体の描き方の説明ができたらいいなと思っています。

また、次回もよろしくお願いします。

 

 

 

 

もし、講座に興味を持ってくださった方は、講座がどんな感じか、毎回、体験会をしています。

 

 

◆体験会「まんが家気分でペン入れ体験」は、毎回、講座と同じ教室で参加される方を募集しています。(つけペンなどのプレゼント付き)

 

興味をお持ちの方は、JEUGIAカルチャーセンターイオンモール橿原までお電話(0744-20-3025)

もしくは、下記のサイトまで、直接お申込みをお願いします。

 

詳細についても、下記のサイトをご覧ください。

 

https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_25-41265.html

 

 

 

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へ
にほんブログ村