以前のブログで開放創を毎朝洗浄してユーパスタ軟膏を塗ると書いた。


ユーパスタ軟膏を塗ってるとこ。実際には塗るというより埋める感じに近い。



このキャラメル色をしたのが、ユーパスタ軟膏である。



何気に有効成分を見てみると、100g中70gも精製白糖(いわゆる砂糖)が使われている。



ポピドンヨードとは、イソジンのことである。


主治医に治療を受けながら、砂糖が主成分なら食べても大丈夫ですかと聞いたら、全然問題ないという答えだった。

助手をしてたナースさんに舐めたことあるかと聞くと、味が想像できるから舐めたことはないと強く否定した。(笑)


で、部屋に戻ってさっそく試してみた。

イソジンのうがい薬を極甘にした感じで、砂糖のジャリという食感もあった。(笑)


そういえば、前に透析液も舐めたことあるって聞いたことがあった。(汗)



ま、いろんなことに興味を持ち出したので、体調が回復していることを実感している。





『オレンジの悪魔』と呼ばれている高校の吹奏楽部を知ってますか。

いつだったか、所ジョージさんの『笑ってコラえて』という番組の中の『吹奏楽の旅』というコーナーでその存在を知ってから大ファンになった。

それは『京都橘高校の吹奏楽部』である。
オレンジの悪魔という名前は、50年以上変わらないユニホームと高校生なのに卓越したパフォーマンスとその音楽性でそう言われるようになったらしい。

数ある演奏曲目の中でも『Sing Sing Sing』は京都橘高校吹奏楽部の代名詞ともいうべき曲でこの曲を聞くと元気が湧いてくる。

だから、朝の苦行の前に数回聞いて治療に向かっている。(笑)

彼女たちのすばらしい笑顔と飛び跳ねるパフォーマンスは、こちら。










入院したどこの病院でも、痛みの程度を『10段階で言うといくつになりますか?』って聞かれることが多い。


でも、この質問って10の痛みを経験してないと答えられないよね。


聞くなら、『一番痛かったときを10とすると今の痛みはどのくらい?』っていうのが正解だと思うけどなぁ。






何回か血培(けつばい:血液を35℃で数日間培養する)を行い、ようやく陰性が確認されたので、来週の水曜日に右腕にシャントを作ることになった。


なので、ようやく先が見えてきたかな。

先生からは退院の話は一切ないけど。(汗)


恐らく退院の目処は、左腕の創傷の治り具合いで決まるのかな。

そんな左腕の状況は、【グロい写真がでてきます】


写真では開放創が3ヶ所だけど、肘の上にもう1ヶ所ある。

血管外科病棟なので、糖尿病とかで足の指を切断した人がかなりの数いる。必ずしも透析してるわけではないようだ。

写真に見えてるブルーの水槽で毎朝足を洗って治療するけど、同じ水槽で腕を洗って、創傷部にユーパスタ軟膏を塗り込んで包帯を巻く。

創傷箇所は縫ってないので、ガーゼ、包帯を通して血液が染み出てくるから、毎日のようにシーツが血だらけになる。







多くの方からコメントをいただきましたが、返信する気力がまだありません。

申しわけありません。

気力の充実とともにおいおい返信したいと思っています。


さて、ICUから一般病棟に移ったが、数日ICUで寝たきりの状態だったためか、二本足で立つこともままならなかった。


ICUでは紙オムツをしてたので、下の処理はすべてナースさんにお任せしてた(絶飲食だったので、それほど回数は多くなかった)が、一般病棟に移ってからはリハビリも兼ねて車いすでトイレに行くように言われた。


周りに高い建物がないし、病室は13階なので、見晴らしだけは良かった。



ランドマークとなるものが何もない。(汗)