先週は久しぶりに有給休暇も使って少しだけ多めの連休を取りトーキョーへ行って来ました。まずは、あの個性的なファッションが印象的なテリー伊藤の私物衣装を委託販売しているという高円寺の古着屋さん『D-clothing』へ…。

テリーのファッションは一見アバンギャルドなようでいて、実は根底にトラッドの血が流れているので(もしや生粋のみゆき族か?)派手に見えても破綻することなく調和している。
その絶妙なバランス感覚溢れるセンスにはひそかに憧れていたので、この店に行くのは以前から楽しみにしていたのですが、意外なことにテリーの服はどれもサイズが大きすぎて自分に合ったものは見つかりませんでした…渹残念!!
テレビで見るテリーは比較的タイトな着こなしが多く細身な印象でしたが、店員さんの話ではああ見えて脱いだらけっこうムキムキらしいです(笑)
オレもテリーを見習ってもう少し鍛えないと…。
しかし、目当てのショッピングは空振りだったものの、昭和の名残を残した、いい意味で猥雑な匂いがノスタルジィを誘う高円寺の街は、ただブラブラしているだけでも面白かったです

昔ながらの商店街に流行や若者文化を流し込んでごった煮にした雰囲気は、下北沢や地元の大須商店街にも似ているけれど、高円寺はより地域密着度が高いところがイイですね。
下北や大須へ行くと、昔のほうが怪しい魅力があって刺激的な街だった…と感じることがあるけれど、高円寺にはその昔ながらの怪しい匂いを嗅ぎとりました。
高円寺というと夜のクラブ活動で『UFO club』に行ったことは何度かあるけれど、なぜか高円寺でイベントがある時に限ってタイトなスケジュールである場合が多く、ゆっくり散策したのは今回が初めてでしたが、この街がとても気に入りました

そして、ブラブラ歩いてちょうどいい頃合いで第二のお目当てであった喫茶店『七つ森』に無事到着。
『七つ森』は、みうらじゅんの小説にも登場し、あの忌野清志郎も通った喫茶店として、我が心のサブカル聖地の一つに認定されていたのだ…。
和骨董の器類やワインレッドの別珍ソファーなどの内装が、これまた古きよき時代の昭和にタイムスリップしたかのような錯覚をおこさせる。
いまにもガロの『学生街の喫茶店』が聴こえてきそうな雰囲気である(笑)そしてもちろん珈琲は美味い。
卓上にオリジナルのマスコットである梟をあしらった大箱マッチが常備されているのも愛煙家としてはありがたい。
丁寧に煎れた美味い珈琲を飲みつつ、マッチで火を着けた煙草を吸うと、それは普段の味の何倍も旨い(気がする)のだ。フードメニューのカレーライスやオムライスも確実に美味そうでしたが、新幹線の車内で食べたおにぎりとプチトマト大福でお腹いっぱいだったので断念。次回のお楽しみとしましょう。
美味い珈琲で一息入れた後は、またブラブラと気まぐれに別ルートも歩きつつ駅まで戻り、こんどは駅の反対側(北側?)のエリアへ。
こちらはまた一段と地域密着度が高いというか、商店街は昔ながらの駄菓子屋さんを連想させる民家の軒先で商いをしているような形式の商店がひしめき合ってカオスと化していた…。
そんなカオスと化した商店街で立ち寄ったレコード店がまた通好みな品揃えでグッとくる。
レジ脇にわざわざディラン&ザ・バンド新入荷コーナーを設けてあるところを見ると、ここのオヤジさんもそうとうの好きモノであろう(笑)

『BOB DYLAN / DOWN IN THE GROOVE』
暗闇に幽霊のように佇むディラン…。
このディラン史上最も地味なジャケのせいもあって今まで買いそびれていたレコードも、とっても探しやすい新入荷コーナーのおかげで幸か不幸か発掘することができました…。
ぼんやりした幽霊ジャケと同じく内容も地味で、過去数作品のアウトテイクやセッションを寄せ集めた、やる気の感じられない編集になっているようです…。
しかし、その寄せ集め感ゆえか収録曲はバラエティー豊富で、グレイトフル・デッドとのセッション『シルヴィオ』などはデッドとは思えないキャッチーさだったり、キリスト期の悪夢を想起させるゴスペル曲もあえて収録されていたりと、意外に聴いていて飽きない内容ではありました。
まあ総評すると悪くはないけど、とにかく地味!!
その一言につきるアルバムである(笑)
※ボブ・ディラン補完計画とは、俗に『ディラン迷走期』と称される1970年代後半~1990年代半ばまでの知られざるディラン音源を発掘し、ディラン・コンプリートを成し遂げようというプロジェクトのことである。
ちなみに1978年の『ストリート・リーガル』~1985年の『エンパイア・バーレスク』までは、すでに補完済みである…。
先日のF1ヨーロッパGPは久々に見所の少ない退屈なレースでした。
に伴うセーフティーカー出動に上手く対応したカムイの終盤怒涛の追い上げで例外的にエキサイティングなレースになりましたが、公道コースのくせにやたらエスケープゾーンの広いバレンシア﨣では、そうそう荒れた展開になることもなく、全カレンダー中で最も退屈なグランプリとしておなじみですが、今回にいたってはカムイの連続入賞は止まるわ、6年ぶりの全車完走だわで(べつにアクシデントを期待しているわけではなく、アクシデントは全てチームやドライバーが攻めた結果と捉えているので)この上ない退屈さでした…(-.-;)
