最近は夜のニュースを見ながら思うことがある。
これはこの症例に合う。これはこの前勉強したこれだな・・・とか。
HOTなところでは日本体育大学アメリカンフットボール部の反則行為について。
連日昼夜問わず報道されて、ようやく状況が明るみになってきましたがこれ、まさしく「ミルグラムの服従実験」とまったく同じですね。
権威あるものからの命令であれば、自分の意思に反して服従してしまうという有名な心理学実験。もとは第二次世界大戦下で旧東ドイツが行っていたホロコーストを受けての実証実験ですが、今回の件になぞらえるとこうなりますよね。
権威ある者:日体大監督およびコーチ
命令:「クオーターバックを潰せ。」「(タックルは)やらないわけはないよな?」
結果:反則行為実行
有名な心理実験で現在、聴講しているいくつかの心理学分野でもほとんどの科目でこれが紹介されるほど有名な実験です。
ただ、これが実験されたのは今から50年以上も前の話。
正直、戦後直後の昔話だなんて思っていましたが現代に、しかも日本でここまで大きな問題になるようなことがあったなんて正直驚きました。
心理学に限らず、現代の学問の根幹にある目的は「人々のより良い暮らしのため」の学問であります。
日本は我慢が美徳、お客様は神様、クライアント主義な部分の強いお国柄、こういった問題は明るみになっていないだけでたくさんあることでしょう。倫理的な問題があったとされる通称アイヒマン実験ですが、こういったひとつの実証がなされているのであれば、これを使って今後同じようなことが教育機関に限らず日本国内で起きないように指導者を管理する立場の人は知識を付け、指導にあたってほしいものです。