自身、人の親として心がけていることがあります。

我が子をそれなりに育て上げ、曲がらず腐らず一人の大人として世に放つということ。

これは親ならば誰もが思っている言うなれば基本的理念のようなものではないでしょうか。

その中で自分の親、つまり子供からしたらおじいちゃん、おばあちゃんによーく言われることがあります。

 

どんなに小さくても親の行動や言葉遣い見聞きしてるんだから意識しなさい。

 

昔から“親の背を見て子は育つ”なんて言葉ありますように、子供は家族集団の中で何を手本として成長するか。

それは親であり、兄弟であり、祖父母であるんですね。自分以外の他者の行動を真似て良し悪しを判断するようになって一つずつ成長していくわけです。

心理学、特に発達心理学や人格心理学では子供の成長に関する研究も多くなされてきました。

たとえばバンデューラの攻撃実験

 

大人がピエロの置きあがり子法師に暴言を吐きながら殴ったり、馬乗りになったり、投げ飛ばしたりする映像をごく短時間見せ、その後そのピエロの置きあがり子法師のいる部屋に入ったら何の指示をしなくても子供はその映像の大人と同じことをする。

 

というもの。有名ですね。

ここにあるように子供は模倣するものなのです。言葉を話し始めた乳児がビックリするような言葉づかいをすることありますよね。

あれも意識していないですが、親が周りが普段の会話で使っている言葉なんですね。

うちの子で言えばあることを注意したとき突然「マジか」と言った時には本当に驚きました。そして、我が家には犬がいるのですが、しつけのためにわざわざ命令をしなくても表情や声のトーン、ちょっとしたアクションでそれに応じた行動をするようにしていました。そのうちのひとつが“舌打ちをしたらハウス”というものでした。もうお気づきかとおもいますが、僕らが注意をすると舌打ちをするようになったのです。言うまでもなくすぐにその行動は改めてました。

このように僕らが意図しないところでも子供は自然と学習をし、ボキャブラリーを増やしていっています。

願わくば品行方正に育ってほしいものですが、純粋無垢な子供たちはともかく僕ら親含めて周囲の大人たちがそうでないとやはり思うように育ってくれません。

だからせめて、人様の前で恥をかかない程度の常識ある行動だけはしっかりを教え込まないとと感じた、そんなお話でした。