化粧品開発者のひとりごと -10ページ目

化粧品開発者のひとりごと

many things about skincare

正直、今まで僕はこのアンチエイジングというテーマを避けてきました。
なぜなら明確にメリットがある答えが見つからなかったから。。
そして、今も見つかっている訳ではありません。

ただ、周りの方から、
「茂田さんは美白化粧品を作らないのですか?」
「茂田さんはアンチエイジングについてどう考えていますか?」
などと問いかけられることが多く、、、
そして、その皆さまが、多くの誤った美容情報に惑わされ、
メリットの部分のみ語り、デメリットやリスクには触れない
無責任なメーカーを信じる姿に憤りを感じ、
僕のアンチエイジングというテーマに対する考えを
お伝えしようと思い立ちました。

まず、一言にエイジングと言っても、
「加齢」と「老化」と言う現象を分けて考えなければなりません。

エイジングという言葉には、
「年齢に伴って深みや魅力を増す」という意味も含まれて、
ワインが歳月を経て美味しくなることもエイジングです。
これらの意味を日本語では「加齢」や「熟成」と言い、
加齢によるネガティブな部分だけを示す言葉が「老化」です。
例え「加齢」ですら嫌だと言ったとしても、
不老不死の薬でもできない限りどうにもなりません。
僕ら男性の目から見れば年齢相応の美しさを維持している人を「美しい」と感じ、
年齢とちぐはぐな美しさは「不自然」と感じます。
「年齢より若く見られたい」と多くの女性が言いますが、
それは決して年齢より若く見える人がいる訳ではなくて、
年齢より老けて見える人がその他大勢なのだ考えるのが、
本来の美容倫理なのです。

つまり、アンチエイジングとは、
「抗老化」であって「抗加齢」ではないと言うことです。

ちょっと理屈っぽい、面倒くさい話しですが、
この境界線をはっきりしていないと、
皆さまが底のない泥沼にはまってしまうのでお伝えしました。

まずは、皆さまがそれぞれ理想とする年相応の美しさをイメージして、
この続きを読んでください。
自分と同年代の自然体でキレイだと思える
友達や女優さんをイメージしても良いかもしれませんね。