よく応募の方から「○歳の方は何人くらい所属していますか?」という
質問をされる方がいらっしゃいます。
応募される方からするとライバルとなる同世代は少ない方がいい!
という思いからの質問なのですが
実はこれはそうとも限りません。

例えば、同世代の人があまり所属をしていない事務所だと
キャスティングなどのお仕事を発注する方の認識からすると
「この事務所にこの年代はいなかったなぁ」
ということになってしまう場合があるのです。
ですから、必ずしも同世代が少ないからいいということでもなかったりします。
逆に、同世代の所属が少なければ、事務所サイドの記憶としてだったり
メンバー出しとして出してもらえる機会は増えるかもしれません。
とはいえ、オデに呼ばれてくるかどうか、というのは事務所の判断ではなく
その先でのジャッジとなるので、それを通過できる力があるかどうか、
さらにはオデに呼ばれたらその中で残ってこれるかどうか、
という本人の力になってしまうので
仕事につながるかどうかはもちろん確証なんてありません。
オーディションは数打ちゃ当たるというものではないので
(オデにたくさん行けたら練習になるから!という思いもあるかもですが
その時のダメダメだった印象がキャスティングの方に残ってしまっていたら
その後がんばってもマイナスからのスタートになってしまうので、
これもそれが最良ということでもないのです)

結果としてどちらがいいか、は「本人次第」ということになってしまうと思います。

よく大人数のところに所属している子は
「少数精鋭のところに所属してみたい」と言い、
少数精鋭のところに所属している子は
「なんでも仕事したいのに仕事が少なくて」と言うのを耳にします。

大人数のところは、それだけの人数がいるからこそ、
いろんな年代やタイプのお仕事は入ってきます。
(キャストを探す際に、ここなら誰かいるだろうと思われれば
仕事のお話はいただけるので)
事務所としては誰かがお仕事をしているのでお金を得ることができるので
支払い等をするのに立て替え等も可能だったりもします。
また、いろんなタイプの人を所属させているので所属しやすい可能性有。
ただ大人数なので手や気がまわらない場合もありますし
もちろんその事務所所属者のラインナップによって
仕事がたくさんあるか、どうかは別の話になります。

少数精鋭のところは、マネージャー対所属者の数が限りなく
近いので、距離感として近いところでみてくれるということがあります。
そして、その少ない所属者の稼ぎで事務所を運営するので
個々の単価が高くないと効率が悪くなってしまいます。
だからよいお仕事、おいしいお仕事をしてもらわないと困るので
ですから事務所からの要求は当然高くなります。
本人としては取れればおいしいのですが
難易度が高いものばかりとなると、取れる確率も低くなります。
それを取らなければならないというプレッシャーも同時に重くなります。
お仕事をかなり厳選してしていたりするので
お仕事がない時もタイミングによってはでてきたりします。
事務所サイドとしてはそれだけのリスクを負うので
所属に対する門はかなり狭いです。

それぞれにメリット、デメリットがありますから
どちらがいいということでもないのですよね。
ま、隣の芝生は青く見えるというところは多々あることでしょう(笑)

そんなにたくさんある事務所の中からどうやって所属先を探せばいいの?

よく思うのは事務所選びは不動産の物件を探すのに似ているように思う。
自分にぴったり!!!という物件があればそれはとてもよいのだけども
なかなかそうもいかず、どこを最優先するかどうか、ということになるのわけです。
駅が近い→新築→広さetc...
人によってその順番は違うわけで。

「自分にぴったり合った相手が見つかる人はいいけども
みんながみんなそんなことなくって
ココが特別に好きだから、ココは目をつぶってやるかって
恋人にもそうでしょ?」
と言った某事務所のマネージャーさん。
夢としてはそうは思いたくはないけども(笑)
これも事実ですよね。
物件とホントに同じようなことですよね。

エキストラでもいいから、ともかく出たい!
ドラマや映画に出てみたい!
モデルになりたい!
スタンスを理解してくれるところがよい
有名になれればなんでもいい!
マネージャーが気があう人がいい
などなどなど。

それぞれ選びの重要ポイントは違うはず。
まずはそれをしっかり自分で把握するようにしましょう。
フィーリングや方向性というのは正直会ってみないとわからない。
だから気になる事務所にはどんどん応募してみたらいいと思います。
面接に呼ばれてくるかどうか、というのもわからないですしね。

ただ、次々と面接して、結果をあんまりにも待たせて
逆に断られることもあります。
うちに絶対に入りたい!という子だけ所属させたいという所も
あるからです。
それは今後荒波を一緒に乗り越えていこう!と思ってくれるかどうか、
という意思を知りたいという思いからなので
もしも自分がそこまで思えないのであれば失礼のないように
早急に決断をされた方がいいと思います。
事務所との関係というのは「縁」みたいなところもありますからね。

数回書いてみて、ひしひしと思ったことは
この業界、ベーシックなことと言っても応用が多くて
それは人と人とがつながったりで発生するオシゴトなので
それぞれの「思い」などによって、変わってしまうこともあるのです。

ですから、これがすべてと思わず、
ひとつの参考だったり、これを頭の片隅においていたら
すごく大変な事態にはならないだろう、とかということで
有効利用してもらえたらよいかなと思います。

そして、各事務所さんも、うちはそんなスタンスじゃないっ!
それをベーシックとか言ってくれるな!!と思うこともあるかもしれませんが
(というか、私自身書いていて、普通はそうだけどあたしはもっと
やってしまうなぁとか思うこともありますから。。)
ま、そういうこともあるよね、うちは違うけど、くらいなゆるく思っていただけると。。
でも、所属者だったりみなさんが有益に利用してくれて
それぞれが発展してくれたらいいなという思いで書いていますので
そこはお察しくださいね。

事務所、プロダクションは本当にたっくさんあります。
本屋さんで売られている「モデル、芸能事務所2000社」という本や
数々の雑誌がでていたりするのですが、
それに掲載されていない事務所もたくさんあったりするのです。

芸能プロダクションなどは有名なタレントさんひとりだけを
マネージメントしていたりするところもたくさんあるので
数としては劇団や養成所等も含めて
3000社以上にはなるのではないでしょうか?

各事務所にはそれぞれの特性や個性があったりします。
モデルのみ、役者のみ、両方、アイドル、キッズのみ。。。
少数精鋭、個人事務所、多角化。。などなど

元々事務所の考え方というのは、
所属者がマネージャーを雇うというところだったりします。
よく所属者は事務所に雇われていると考えがちなのですが
実はまったくの逆なのです。

多くの事務所は数人~多くの所属者に対して
事務所を構えて、マネージャーを数人おいて…
という感じと思うのですが、その場合は
何人かの所属者が割り勘でマネージャーを雇っているのです。

そういった経緯があるので、宣伝材料費
(宣材費と言われ、撮影代、写真代や売り込み資料のコンポジット作成料や
通信費や諸経費等)というのは本来は所属者が払うものとされています。
ただ、基本は事務所と所属者が出し合って、という形が多いかと思います。
さらに、これを事務所サイドの努力だったりでなるべくかからないようにと
良心的な金額に設定していたり、請求しないというところもあります。
お金を取られるなんておかしい!
なんて最初から思わないでくださいね。すべてがおかしいわけではないのです。

事務所の運営と特性
事務所はどうやって運営をするのか?
それは所属者がお仕事した中からマネージメント料というのを
いただいて運営をします。

生々しいのですが、すごく単純な話、

すごく稼ぐ所属者がひとりいれば、
それで小規模であれば運営をすることが可能。
        or
たくさんの所属者から少しづつマネージメント料を
いただいてチリもつもってで運営することも可能。

これが少人数の所属者のところと大人数のところとがある理由だったりします。
※すごく稼ぐ所属者がたくさん所属しているマンモス事務所も
もちろんありますので、そういうところは特別だと思ってくださいね。
そういう諸々のことで事務所の特性がでてきたりします。

基本はモデルは個人事業主で、
事務所と業務契約をしているという状況だと言えます。
(もっと簡単に説明をすると、
お仕事があった時にはそれに対する報酬はもらえるけども、
ないときにはもちろんもらえない。
A社がB社にお仕事の依頼をしているのと同じ状態なので、
自分のお金の管理、確定申告等というのも自分でするものなのです)

毎月お給料を『社員』扱いとして払われている場合は別ですが
給料制というのは芸能プロダクションではなくはないのですが
特例と思っていた方がよいかと思います。

事務所探しをするための方法なのですが
1.自分で応募
2.紹介
3.スカウト
というのがよくある方法かと思います。

自分で応募
今はネット等でも各プロダクションが新人募集をしていたり
オーディション雑誌等でも募集をしていたりします。
そういったところに応募をしてみるのは一番王道で確実な方法と
言えるかもしれません。

紹介
業界の人やモデルさんから紹介をしてもらうという方法も
あるのですが、この場合、まず、業界関係者の知り合いが
必要なわけで。。。
ただ、紹介をしてもらったからといって必ず所属ができるかどうか。
という確証はないことと
所属ができてもお仕事が必ずあるというものではありません

スカウト
原宿ラフォーレ前あたりには夢をみて
ずうっと何度も何度も歩いている子がたくさんいたりします。
ただ、そこを歩いていることは正直あまり効率のよい方法とは
思えなかったりします。

というのは最近は、残念ながらプロダクションの名を語り
悪徳なよからぬことをする人もいたりしちゃうので
スカウトの規制がとっても厳しくなりました。
(私たちのようにまともにやってても
疑われることも増えました。。。。)

スカウトは実は一部の場所だけで行っているわけではなく
事務所スタッフというのは、かわいい子とか魅力的な人を見つけたら
いろんなところで声をかけたりしているんですよ。
普通に出勤途中だったり、買い物中だったりとか
ということもあったりするのです。
だからわざわざ原宿に行かないと!とかそういう必要はなく
家にずっとこもっていたらそれは厳しいのだけど
普通に行動していたら可能性はあるかも、ということです。

某プロダクションは、地方にもしょっちゅう出向いていって
学校付近だとかで、一番かわいい子はだれ?と聞き込みをして
声をかけたりしてるという話も得意げ

各事務所考え方はいろいろあるかもしれませんが
やっぱりスカウトをするということは、事務所サイドとしても
相当輝いている子にするのは通常なので確率としては
本当に低いと言えると思います。
(私などはやっぱりある程度人生を負うような
気持ちで声をかけるので
あんまり簡単にはかけられないですよねシラー


これは余談ですが、本当に残念なのですが
悪徳な方たちもいてしまうので、
しっかり見極めをするようにしましょう。
基本的にスカウトをされた場合には
費用等がかからないことがほとんどです。
こっちから声をかけたのにお金を払ってください
というのは失礼な話だと思うのです。

また、無理に電話番号を聞き出すことはありません。
事務所サイドから名刺を渡してご連絡ください、
ということでお話をすることが
多いかと思います。
(とはいえ、私もどうしても所属してほしい!!と思った子に
電話番号を聞いたことはあるのですがあせる言うのがイヤそうだったので
連絡くださいね!!!とお願いをして別れましたが…)


強引なことや、お金を要求されるものなどは注意した方がいいでしょう。

モデルやタレントになりたい! けど、どうしていいのかわからない。

モデルやタレントというのは特別に何かの認可を受けたり
もちろん免許があるわけではありません汗
じゃあ、どうやってなるのか。
正直、自己申告ですにひひ
ただ、普通はお仕事をしたりしたら
職業として語るということが多いようですね。
(中にはあんまり活動できていないから、とか、副業だったり、とかで
こっそりモデルと言わないで生活をしている人たちもいるのですよ)

では、どうやったらお仕事ができるのでしょう?
それは、よく耳にする「モデル事務所(プロダクション)」とか
「芸能プロダクション」などに所属をするのです。
というか、そういうところには、お仕事の依頼が来たりするので
所属者にはお仕事のチャンスが得られるという流れなのです。

モデル事務所、タレント事務所というのは、本当にたくさんあるので
事務所選びについては、また次回パー

モデル、と言うとすぐに連想されるのが
「雑誌モデル」「ショーモデル」とかが多いように思います。

でも、それはほんの一角。
「CMモデル(広告モデル)」「スチールモデル」「フィッティングモデル」「パーツモデル」などなどなど。。
年代的に分けられると「キッズモデル」「シルバーモデル」などなど。
一般の方に名前を知られていなくて業界ではとっても有名なモデルさんも
たっくさんいるのです。

テレビにでている人がすべてタレントというわけでもなくって、
しかも表に出ないけれどもモデルとして活躍する人という
お仕事もあったりして。
それは基本的にその人の持っている素質とお仕事の需要とで
活動の場がおおまかには分かれてくる、といったところです。

もちろんひとりの人が幅広く活躍するので「○○モデル」という肩書きではなくて
それを総称して「モデル」と表現されます。

例えば、CMで活躍してるモデルさんでも
手がとってもきれいで手タレ(手だけ出演のパーツモデル)として
でることがあったりということもあるんですよ。

キッズの場合、モデル、タレントというのが重なることが多く
キッズモデル、キッズタレント、子役と、その時々で言われています。

モデルのマネージャーを初めて10年。
あっと言う間に時間が過ぎてしまったのですが
たくさんの人に出会い、支えてもらって、助けてもらって
一緒に笑って泣いて、一喜一憂。

いままでみなさんからいただいた
ありがとうを
少しでも恩返しできればと
このブログを始めることにしました。

モデルの人は初心に返ったり
モデルになりたい人は参考にしてもらったり
興味のない方はモデル達からもらったキレイのヒントをつかって
もててみたり(!?)

何かのお役にたてたら、これさいわいです。

★ちなみに写真は単純に趣味で撮っているもので
文だけだと味気ないので。。。ということで何の脈略もありません。。