スタイルの良い女性やモデルさんが、開脚して柔軟自慢やこんなに可動域が広いなんてアピールしていたり、とインスタグラム画像や動画をみることも多いと思います。
知らず知らず目に入ってくるので、脳が、ストレッチや柔軟性、関節の可動域の大きさは、引き締まりスタイルよくなり、痩せるボディメイクになるとさえ思ってしまうことでしょう。
痩せボディメイク効果と柔軟性
結論から言えば、開脚ができても痩せませんし、柔軟性が脂肪燃焼にも、脂肪が燃える量が増えるとも、全く関係ありません。
ストレッチを自分でセルフでなく、ペアストレッチで、パーソナルトレーナーがやってくれても、トレーニングの質が上がり脂肪がもっと燃える身体になるわけではありません。
可動域が広いとボディメイクトレーニング効果アップは間違い
ここで、一番、誤解されやすいのが、可動域。
ストレッチして関節の可動域が広がればトレーニング効果が高まり、引き締まり、痩せボディメイク効果が高まるわけではありません。
筋生理学的にも、筋肉は抗重力で反応するわけで、むしろ、可動域が増えることにより抗重力効果の減少の原因にもなり、ストレッチでの可動域幅増やすことがトレーニング効果に繋がるとは言えず、少なくとも、女性の痩せボディメイクトレーニング効果には繋がらないと言い切れるでしょう。ボディメイク専門のパーソナルトレーナーなら、可動域と力学的視点で照らせば、すぐにそれは分かるはずです。
柔軟性や可動域広がっても痩せない理由
さて、下記の図の中に、柔軟性や可動域がカロリー消費に入っていますか?生理学的に見て当てはまりませんよね?
柔軟性や可動域が大切とパーソナルトレーナーがアピールしてきた場合の対処法
では、どうして、痩せたい女性のボディメイクにいいからと、パーソナルトレーナーはストレッチや柔軟性、可動域がパーソナルトレーニングの質を高めるとかと、アピールするのでしょうか。
その理由と、柔軟性や可動域が大切とパーソナルトレーナーがアピールしてきた場合の拒否するなどの対処法は、またの機会にゆっくりお話しましょう。
ちなみに私は意味ないことは、嫌いですし、お客様の時間的負担にもなるので、そんなアピールはしません。
では、ボディメイク目的にストレッチは不要?
痩せボディメイク目的のパーソナルトレーニングにストレッチは不要?
答えは、不要とも必要とも言えます。厳密に言えば、軽く伸びを感じる位のストレッチで十分で、ペアストレッチまでは不必要です。
こんな感じ位で、自身が気になる部分をやればいいでしょう。
間違っても、痩せボディメイク目的なのに、パーソナルトレーナーにグイグイ引っ張ってもらうペアストレッチは不要ですし、ペアストレッチにより、可動域広がりとか、ボディメイクトレーニングの質が高まりとか、という理屈は科学的に間違っています。むしろ、ボディメイク効果が下がるでしょう。
理由は、あなたの信頼おけるボディメイク専門パーソナルトレーナーに聞いてみるか、もし、私でよろしければ、パーソナルトレーナーおぜきとしあきまでご連絡ください。
あなたのボディメイクにお役に立てれば幸いです。