アイデスの社長日記 -17ページ目

ヴュルツブルグ

一昨日からドイツのニュールンベルグで開催されているヨーロッパ最大のおもちゃの展示会に来ております。

ニュールンベルグはおもちゃの街。またヒトラーの裁判やオペラ・マイスタージンガーで有名な街です。

3年に一度のペースでこの展示会に訪問します。

単におもちゃの展示会を訪問するだけではなく、伝統的な本物のおもちゃを見ることで、おもちゃの本来あるべき姿を感じることができ、自分自身の感覚をリセットしてくれるいい機会になってます。

また時間が止まったような、無駄のない、美しいヨーロッパの街並みや建物を見ることで、自分自身の美的感覚を養うことも同時に意識して行ってます。

展示会会期中のニュールンベルグのホテル代は高騰するので、訪問時はニュールンベルグから電車で1時間のところにあるヴュルツブルグに宿泊します。

ヴュルツブルグはロマンチック街道の起点で、ノイシュヴァンシュタイン城で有名なフュッセンまで街道は続きます。

学生の時にフュッセンに行き、サイクリングをしたことがあり、ここに来るたびにロマンチック街道つながりで、そのことを思い出します。

またヴュルツブルグはフランケンワインの名産地で写真の通り、中央駅の駅舎の裏にはブドウ畑が広がってます。


アイデスの社長日記


このように時が止まったようなドイツですが、この3年間の間にちょっとした変化があったようです。

街が少しずつ現代的な方向に向かっているような感じを受けました。

変化は少しですが以前来ていた時には感じなかった変化を今回の訪問では感じてます。

温故知新なのでしょうか?それともヨーロッパ以外の文化を取り入れているのでしょうか?

その答えは分かりませんが、何か今までと違った方向が生まれているような気がしました。

それにしても、時差ボケで眠れず、困ってます。。。

イメージと真実

今この瞬間において、過去の経験が未来において「良いこと」になるのか「悪いこと」になるのか誰にも分かりません。




過去の悪い経験が将来の戒めになることもあれば、過去の良い経験が将来の驕りになる可能性もあります。




それなのに、人は過去のこと(事実)ばかりに気を取られてしまい、その先にある真実を見ようとしない。




過去において「悪いこと」をした事実があると、問答無用で「悪いイメージ」レッテルを貼ってしまい、汚いもののように扱う。自分自身の中だけでそれを思っていればいいのだけど、それを周囲の人にも言い、悪いイメージを作ってしまい、孤立させてしまう。




でも本当に重要なのは未来ではないのでしょうか?


過去は変えられないけど未来はこれから作られるものです。




一昨日、「ゴールデンスランバー」という邦画を見ました。




その映画は非常に示唆に富むものでした。




「イメージと真実」





その映画の内容は、ある一般の男性が陰謀により首相暗殺の殺人犯にでっち上げられてしまうというもので、メディアや警察によりイメージが作られてしまい、その彼の家族等一部の人を除き、日本国中が犯人と思い込んでしまうというものです。





またその中で、いきなり登場する「キルオ」というサブキャラは指名手配されている連続無差別通魔殺人犯なんですが、映画の中では何度も主人公を助ける重要なキャラクターになっており、「キルオ」の背景や起こした事件の内容は映画の中では出てきませんが、「吊りあがった目の指名手配の写真」と「童顔な実物」そして「一般的に言われる無差別通り魔犯」と「主人公を助けるナイフ使い」というイメージと実際のギャップを対比させ視聴者に訴え、如何に人間はイメージからステレオタイプな物の判断をしてしまうかということを訴えてました。


イメージは真実を隠してしまいます。主人公がどんな人だか知っている(つまり真実を知っている)彼の家族や元恋人をはじめとする友人は彼がそのような事をするはずがないと最後まで信じてましたし、キルオに対する主人公の考え方は世間一般と異なるものです。





「イメージと真実」






当社も採用を行う上で、このイメージと真実を如何に見抜くかが有能な人物を得るカギだと考えてます。


ただし、採用の場合非常に短時間でこれを見なければならず、あの映画のように長い時間をかけて信用をチェックすることなんてできないですからねぇ。





ただ今後生きていくうえで、言葉やイメージでレッテルを貼ってしなわないように、注意することが必要ですし、少なくとも私の周りに人には、「言葉(イメージ)を疑え」と言いたいです。





ここでは書けませんが、海外に行くとわかります。国内で言われていることが海外に行くと全く違う内容になっていたりと、つまり何が真実かわからないということです。





イメージはおそるべしです。






素晴らしいレストラン

先週、非常に小さな素晴らしいレストランに行くことができました。




このレストランは知る人ぞ知るこだわりのレストラン。


(ということで、どこかは言えませんが・・・)


外観はどこにでもあるちょっと古めかしい場末の洋食屋。


軒先に張られているテントには、決して趣味がいいとは言えない店のレタリング。




しかし中身は天下逸品。値段も非常にリーズナブル。




ちょうど今の時期、ジビエといって鉄砲などで仕留めた鳥や動物のシーズン。


この日も、鴨、ヤマウズラ、エゾ鹿がオンリストしてました。




しかし、ヤマウズラは「仕入れたが状態が良くないということで出せない」とマダム(シェフの奥さま)。




食事後にシェフに決して儲けているようには見えないので、「仕入れたヤマウズラを出さないって、大変じゃないですかぁ?」と聞いたところ、


「確かに大変です。でも、もしここで状態の良くないヤマウズラを出してしまい、それを食したお客様が、ヤマウズラのイメージを悪く持ってしまい、一生食べなくなってしまったら、それこそ罪ですよね。」と。




THAT'S 職人!




他にも野菜生産者のお話を聞かせてもらったり、非常に勉強になりました。