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Modelers Survey Service

MG(マスターグレード)を中心に、ガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)の製作過程や完成品などを紹介します。模型の作例はジオン軍のMS、中でも一年戦争時のエースパイロットの専用機やMSV関連の機体が大半を占めます。1/100の旧キットとのミキシングもやってます。

前回から製作を開始しましたF2ザクですが、いつもに輪をかけて手抜き製作ということで、早くも塗装段階に入りました。
ほんの僅かですが、モールドなんかを市販パーツに置き換えはしています。

使用する塗料も、今回の機体のために用意したわけではなく、いつか何かに使ったであろう調色済みの謎カラーの中からそれらしいモノを選んで色味を整えました。

これは、ただ単に手抜きをしているわけではなく、敢えて手抜きをすることで、補給もままならない中、3年間もの潜伏生活を続けてきたキンバライド基地の窮状を表現するための手段なのです。


ということで、こんな感じの色になりました。


ちょっと濃いような気もしますが、最終的にツヤ消しを吹くので、これぐらいでも大丈夫だと思います。多分。


この辺りは一応フレームに該当する部分と考えて、塗り分けをしようかと。



それから、モビルパイプです。
ver.2.0のように、塗装しやすい気の利いた仕様にはなっていないので、パーツは一個一個バラさなくてはなりません。

塗装はこんな感じですることにします。


塗ったらまた裏返して、塗装するっていう寸法です。
若干グロ画像でした。申し訳ない。



ということで、次回に続きます。
おそらく、次は完成品紹介になるかと!



これまで、MGのザクVer.2.0シリーズばかりつくってきたような気がするので、気分転換に別のキットをつくってみることにしました。

そして、選んだキットがこちら。



MG MS-06F-2 ザクII F2型(ジオン仕様)です。
結局ザクなのですが、意外と別物です。

Ver.2.0に比べるとやや古いキットなので、各所に開発技術の差が見て取れますが、そもそもが素敵デザインなのでちゃんとつくってあげれば見栄えのする作例に仕上がるのではないかと思います。

現在ではHGUCでも、このF2ザクが発売されており、そちらは傑作の呼び声高い名キットです。
いま「F2」をつくるならHGを選ぶのが正解なのでしょうが、1/100スケールを愛する私は敢えてこちらのMGを選んだというわけです。



さて、早速製作に入るわけですが、このキット、合わせ目が目立つパーツがいくつかあります。 この辺りも、合わせ目がまったく出ないザクVer.2.0と違うところですね。

なので、合わせ目を消していきます。


まずは左右肩パーツ。




次にショルダーアーマー。
スパイク周りのモールドが、かなりあまいのでしっかりと掘り直してあげたいところですが、今回は息抜きのため、見て見ぬ感じで華麗にスルゥー。




ロケットブースター。



武装のマシンガン。


お気づきになられた方もいらっしゃると思いますが、こちらのザクマシンガンは、今回製作する「ジオン仕様」のF2型ではなく、「連邦仕様」の方のF2型に付属する武装です。
今回のF2型にはこちらのマシンガンが必要なため、武装のみ連邦仕様から接収しました。

以上のパーツを接着しましたので、しばし待つことにしましょうか。


今日はここまで。
次回に続きます。
ワンダースワン用ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 特別編 蒼き星の覇者』に登場する、「ジオン軍がガンダムを鹵獲し、開発していたら」というifの歴史に基づいた設定の機体を製作しました。

ジオン公国のシンボルカラーである深緑の塗装と、MS-14ゲルググと同タイプのシールドを装備しているのが特徴です。

使用キット:MG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0
使用キット:MG MS-14A 量産型ゲルググ ver.2.0


鹵獲使用のガンダムはアーケードゲーム『機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン』シリーズでも登場しますが、そちらはカラーリングもギレン版と異なりグレーとグリーンのツートンカラー。
シールドも地球連邦軍仕様のままです。

ちなみに、ジオン側に鹵獲仕様があるように、連邦側でも鹵獲仕様のジオン系MSが選択できるのですが、これが非常に悪趣味な配色でした。
白・赤・青、トリコロールのズゴックなんかは見物です。





本体に改修点はほとんどありません。
地球連邦軍をイメージさせる前腰部のV字ディテールを丸状のものに変更したのみで、それ以外は完全にキットのままです。

この時、はじめてMGガンダムVer.2.0をつくってみたのですが、MGザクVer.2.0同様、可動とスタイルを両立させた非常に高いクオリティのキットだと感じました。
アニメ調のレトロな見た目とは裏腹の、最新技術の冴えが光ります。


2014年の現在では、既に「ver.3.0」も発売されており、そちらはこの「2.0」とはまったく別方向の進化を遂げたリアル志向のキットになっています。
私にはちょっとカッコよすぎるので、この「2.0」でじゅうぶんですね。





塗装は、クレオスのガンダムカラー「UG06 MSグリーン(ジオン軍系)」と「UG07 MSディープグリーン(ジオン軍系)」を使用しています。
そのままだと、まるっきり量産型ザクの色になってしまうので、グレーをほんの少しだけ混ぜて好みの色味に調色しました。

ツインアイとメインカメラには、ガイアカラーのスターブライトブラスを使用しました。




武装はビームライフルと、設定通りにゲルググのシールドを装備させています。
シールドは、持ち手部分のみガンダム用のシールドのものを移植して使用しているので、簡単に装着可能になっています。




ビームライフルの銃身にはちょっとしたお遊びで、ゲルググ用のアンダーバレル・グレネードをアドオンしています。

これでガンダムのビームライフルそのままよりも、ちょっとはジオンらしさが演出できたのではないでしょうか。
兵器メーカーM.I.P社のロゴも忘れずに貼りました。




余談ですが、ギレンの野望シリーズには、RX-78/C.Aキャスバル専用ガンダムというif設定のガンダムが既に存在していました。
模型や完成品として発売されたり、その他のゲームなどにもよく出演しているのでわりと有名ですね。

そちらは「ニュータイプの理想を実現するべく、キャスバル・レム・ダイクンがネオ・ジオンを率いて決起したら」という歴史に基づき、ニュータイプの象徴としてガンダムを使用しているそうです。

通常のガンダムよりも性能が高く設定されているゲームもあり、「キャスバル=シャア」の得意技(?)であるキック攻撃が格闘技として使われたりもします。


いつかはアムロの乗った普通のガンダムもつくってみたいですね。
もちろん、この「ver.2.0」で、です。


以上、「RX-78-Z1 ガンダム ジオン鹵獲仕様」でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!