製作中 MS-06R-1A ザクII ユーマ・ライトニング専用機 その3(塗装) | Modelers Survey Service

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MG(マスターグレード)を中心に、ガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)の製作過程や完成品などを紹介します。模型の作例はジオン軍のMS、中でも一年戦争時のエースパイロットの専用機やMSV関連の機体が大半を占めます。1/100の旧キットとのミキシングもやってます。

前回で、下地処理工程を終えましたので、塗装に入ります。

では、さっそく装甲部分のカラーを塗装していきましょう。
ライトブルーかグレーか……といいたいところですが、まずは赤と白のラインを塗り分けるために、下地のホワイトを塗装していきます。

付属のデカールに、このライン用のマーキングも含まれています。
しかし、こういったラインはデカールで表現するよりも、塗り分けの方が簡単で、発色よく再現できるため、デカールは使わない方向で進めます。


まず、頭部やフトモモなど、ホワイトで塗装するパーツと一緒に、ラインマーキングを施す予定のパーツにもホワイトを吹きます。
その後、赤いラインを入れるパーツには、その上からレッドを塗装。
スパイク部分のラインは白なので、下地のホワイトをそのまま生かします。



ユーマ専用ザク製作中19


そして、残したいラインをマスキングします。
こういった細いラインのマスキングには、アイズのマイクロ マスキングテープが非常に便利です。

0.4mm幅から2.5mm幅まで、5段階サイズが揃っているので、ラインの太さに合わせて選ぶとことができます。




ユーマ専用ザク製作中20

ユーマ専用ザク製作中21


マスキングテープをはがしたものがこちらです。

デカールだと、このスパイク部分のような曲面になじませるためには、マークソフターなどを使って、デカールそのものを柔らかくする作業を何度も繰り返さなくてはいけない場合も出てきます。

もちろん、どちらの方法がいいかは人それぞれですが、私はこちらの方が楽です。



次ですが、腹部と脚部のパーツも同じように塗り分けていきます。
こちらは、白地に赤いラインなのですが、ホワイト → レッド → マスキング → ホワイト、の順番で塗装します。

ホワイトの塗装後に、「ライン以外をマスキングし、レッドを塗装」の方が楽だったかもしれませんが、そうするとラインの幅がまちまちになってしまう可能性があったため、上記のような方法を採用しました。



ユーマ専用ザク製作中22


レッド塗装後、ライン状になるようにマスキングし、



ユーマ専用ザク製作中23


マスキングテープをはがすと、こんな感じになりました!


貼っている段階からわかっていたことですが、かなり角度のついたパーツに無理やり1枚のマスキングテープを貼っているので、ラインがかなりよれています。
しかも、画像下の脚部パーツ、ホワイトが下地のレッドに負けて、どことなく赤っぽい色になってしまっているのがわかります。


ともあれ、今回はこんな感じで作業終了です。
塗りなおそうかと一瞬迷いましたが、まあだいじょうぶじゃないかなと。
いや、きっと大丈夫なはず。

次回も、塗装の続きを行います。