当院の注射に対するこだわり | 恵比寿 皮膚科 形成外科 美容皮膚科 美容外科 Ebicli-lab.(エビクリ研究所)の研究(!?)日記

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プチ整形としてヒアルロン酸を注入したり、その他手術などでも、医療の現場では注射は良く使われます。


しかし、注射は痛かったり、どんなにていねいに注射したとしても内出血を起こすことがあったりと、悩みが尽きません・・・・


当院では、そういった皆様の負担を、少しでも軽減すべく、各種の取り組みをしています。


1、鈍針の使用

先がとがっているわけではなく、丸くなっている針のことです。皮膚への刺入時は先が鋭なものを使い穴を開けますが、その後、その穴から先が鈍なものを刺入し、注入します。

ほうれい線へのヒアルロン酸注入などのときに、高い効果を発揮いたします。

(上記は倍率40倍 顕微鏡写真です)

上が鈍針で下が通常のクリニックで使われている30Gという細さの針です。この鈍針を使用し、針を進めていくことによって、血管を傷つけることなく注入することができるため、内出血の可能性を減らすことができます。


2、特注の極細針の使用


針が細ければ、より痛みを軽減したり、内出血の可能性を減らしたりできることは、容易に想像できるかとは思いますが、針はただ細いだけだと、内容物をうまく注入できなかったりと、いろいろな弊害があるため、細い(外径は細い)ながらも、注入口は広い(内径は広い)ものを使用する必要があります。

 
(写真は40倍の顕微鏡写真です)

右は一般的なクリニックなどで広く使われている30G という細さの針です。左は涙袋のヒアルロン酸注入など、特に内出血しやすい部位で、当院で使っている特注の針です。

顕微鏡写真の撮影に慣れていないものですいません・・・・(苦笑)


ですが、明らかに細さが違うのと、その割には内径が広く、その分針の筒の厚さが薄くなっているのが、わかると思います。

そのため、注入には若干のテクニックを要しますが・・・・


他にもいろいろありますが、これらのいろいろな道具を駆使し、なるべく皆様の負担を最小限に減らす努力をしています。


そんなわけで、これらの針は、物がいいのは確かなのですが、唯一の問題点は、コストがめちゃめちゃ高いこと・・・・・(泣)



まあしかし、より質の高い医療を提供するためなので、しょうがないですね・・・・(苦笑)