本記事は、マツダミュージアムの紹介後編です。前編は、こちらからご覧ください。
マツダ車ができるまで
その先には・・・
魂動デザインのご神体が。この造形が元になって、さまざまなマツダ車が生まれていくわけです。
その向かいには魁CONCEPTのクレイモデル。
マツダオンラインミュージアム
その先には、生産ラインの説明などがあります。ちょっと忙しくて撮影はできませんでした。詳細はオンライン見学や、他の方のブログをぜひ...。
その中でも特に面白かった展示がこちら。
同じ造形のボディに、それぞれ異なるレッドを塗装したものです。マツダのソウルレッドは定評がありますが、確かに全然輝きや反射が違う。
ちなみに、先日発表されたMAZDA6の20周年記念モデルで、新たなレッドが登場しています。
アーティザンレッドプレミアムメタリック
CX-30の衝突実験
マツダ車は安全性も非常に高いと言われ、海外の安全試験では高い評価を得ていたりします。
この安全性は、実際の車両も用いた数々の実験から積み上げられたもの。その実験後の車両がコレなんですね。
私は衝突実験の映像を見て、いつも「もったいないなぁ」と思ってしまいます(笑) もちろん安全のためですから!仕方ないことですが、マツダ車のようにかっこいいクルマがぐちゃっと潰れていくのを見ると、少しだけ悲しくなるのです。
マツダの夢
そしてミュージアムのラストを飾るのはこの2台。
今までのクルマとは別次元の美しさ。自分なりに表現すると、すごく触りたくなるデザインだと思います。手のひらに馴染むような、滑らかな曲面ボディ。匠塗のカラーも他とは違う魅力を惹き立たせています。
私の購入したお土産
私が今回購入したお土産はこちら。
1/43スケール CX-60 Premium Sportsのモデルカーです!本社1Fに展示されていた車両と全く同じモデルだったので、記念に1枚撮ってきました。
お値段などの詳細レビューは、また別で取り上げています。こちらもぜひぜひ。
特別なCX-5
最後は再びバスに乗り、本社前で解散となります。
ふと駐車場を見ると、特殊なラッピングを施された一台を発見。
自動車用次世代バイオディーゼル燃料を使用する「CX-5 BIO-FUEL 公道実証実験車」です。
せっかくなので、ガイドの社員さんに撮影許可をもらいじっくりと見てきました。
燃料の一部を、微細藻類油脂や使用済み食用油を原料としているそうです。
細部にグリーンのカラーがちりばめられています。
グリーンのホイールもなかなかカッコいい。
エンブレムはディーゼルと同じものでした。
2021年11月に、スーパー耐久レース最終戦岡山のイベント広場で一般公開されていたものと同じ車両です。
ガイドさん曰く、このディーゼル車両はマツダ役員車にも使用されているんだとか。
内燃機関を活用した燃料の選択肢を広げる取り組みとして、とても素晴らしいと思います。
個人的に、エンジンはこの後も残っていて欲しいと思っています。日本の技術力で、ぜひ新たな道を切り開いていってほしい。
最後に
念願だったマツダミュージアム。やっと行けてよかったです。
展示品、お土産、スタッフの対応全て大満足でした。ここでしか見られないトロフィーやクルマと会えたのは、マツダファンとして嬉しかった。
かなり遠いので、何度も行けるわけではありませんが、今度は土曜日特別開館を狙って行ってみたいと思います。
【参考・画像引用元】
『名車ずらり 圧巻の新装マツダミュージアム、5月23日開館』