起こしても起きない義母 | 認知症の義母と嫁の私

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認知症の義母との話つづります



いつもの時間に義母の家に行った。

電気は全てつけっぱなし…
洗い物もしていない。

コタツのスイッチは入っている。

どうしよう。と義母の部屋を覗いたら寝ていた。

「お母さん。」

起きない。

そこへバーバサンさんが

「きとんか~。」

「うん。お母さん寝ておきん。」

「おー。珍しいのー。あっちに寝とんか。」

「おかんの仕事なんかねーかのー?」

「うん。内職とかなー。」

「保育園使うてくれんかのー。やすうても使うてやりゃーえんじゃけどのー。わりえー薄情なのー。」

「そうなんよ。保育園に復帰が一番えんじゃけどなー。」

「おー。ひとりでクヨクヨ考えるけーのー。」

ブーッブッブーブーッ!

オナラでしたよ。バーバサンの。
「ごめんせーよー。」

「ええよ。」

「どうにかならんかのー。」
「おかんがかえーそうなでのー。」

「うん。」

「一時間や二時間でも使うてやりゃーええのになー。用がねぇーのもつれーけーのー。」

「もっともじゃ。」

「どうしょうかー。薬。」

「帰る前おこさにゃおえんでー。電気つけたままじゃしのー。」

「うん。おきなんだんじゃ。けど薬置いといても飲まんよなー。」

「どげんかして起こせ。」

「わかった。」

「お母さーん。お母さーん。」

「はい。」

起きました。

「おはようかこんばんはか?」

「こんばんはじゃ。」

「ババも夜中にどしたんでー。」

「来てみたんじゃー。うちゃー帰って寝るでー。」

「うん。気をつけてな。」

「ほんなーの。叉来てーよー。」

バーバサンは帰った。

お母さんには薬は飲ました。

あー。今日、ケアマネさんと、市役所に相談に行って来た。

ケアマネさんの返事を待つ事になっている。

義母の薬は今までと変わらず継続だ。