心ここにあらず | 認知症の義母と嫁の私

認知症の義母と嫁の私

認知症の義母との話つづります

 
 
今日は電話が着信専用だと言う事を忘れていたのか、誰かと喋った気分になっていたらしい。
 
義理姉からの電話で聞いた。
 
着信専用になっている!って怒るよりいいか?って感じだがよくよく考えると微妙な気分になる。
 
で、今日は私の長女の旦那と一緒に入った。
 
「お母さん。ピーチャンのウンチかえて久礼るんだって。」
 
「いいよ。自分でかえれるよ。」
 
「うん。わかってるけどせっかくじゃから変えて貰おう。」
 
薬を飲んで貰って洗い物をしたが最近の義母は食べ物をよく捨てるようになっている。
 
今日も捨てていた。
 
「バーバサンに今日は何か作ってあげたん?」
 
「いいやー。作って欲しい時はおかん作って~って言うてくるから。」
 
「ふーん。」
 
今日覗いた時も義母は寝ていた。
 
生活のリズムを完全に壊しているようだ。
 
何かを見つけてくれれば良いのだが~
 
「お母さん。これ小さいけど絵、描ける?」
 
「描ける。かなー?」
 
その間にピーチャンにお母さんって言えるように教えていた。
 
義母は一生懸命無言で絵を描いていた。
 
長女と孫2人。。携帯の待ち受けを描いて貰っていた。
 
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今日の義母の絵はいつもと違うように感じた。。
 
でも一生懸命描いてくれた。
 
この一生懸命を大事に大事にしたい。