16歳の全身麻酔 | モダンと暮らす、カカと生きる

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脳出血で右半身マヒ&失語症になっちゃった〝カカ〝。
甘えん坊の個性派ビーグル〝モダン〟。

この大切なふたつの宝物を守るべく、介護&家事&稼ぎにいそしむ、お気楽のんびり屋な〝トト〟。そんな仲良し家族の日々をつづります。


実はモダンさん
16歳にして、全身麻酔で
手術しました。
大きな決断だけど
なぜかしら「モダンは大丈夫」
って、確信があった。

1年ちょっと前から現れた
左耳下の小さなおでき。
内科主治医に尋ねると
「これは良性だから
様子をみましょう」とのこと。
確かにしばらく変化はなかった。

でも、去年の秋頃から
少しずつ大きくなり出して
11月に入るとぐんぐん成長し
とうとう自壊して
血やら湿潤液やら
布団はスプラッター状態に。
それでも年齢的なリスクを理由に
内科主治医は
抗生物質の服薬、塗り薬を処方。
ん~、と思いつつ
様子を見たが、一進一退。
モダン自身は
痛くもかゆくもないようだが
たびたび出血を繰り返すうちに
感染症を引き起こすと困る。
内科主治医では限界と判断して
外科主治医に相談した。

すると
「さほど難しい処置じゃ
ありませんね~」との回答。
とにかく、この先生
手術の腕がピカイチなのだ。
9歳で初期の乳腺腫瘍と避妊手術
をしてもらった時も
最小限の手術痕とその後の投薬で
見事に寛解できた。

「モダンなら大丈夫」

トトは確信したよ。

で、この機会に口腔チェックも
お願いした。
ここ1年で急に口臭がきつくなり
でも絶対に口の中を
見せたがらなくなったし
硬いおやつは食べなくなった。
たぶん、歯槽膿漏が悪化してる。
悪い歯は抜いた方が
他の病気も回避できる。

1月25日。午前中に預けて
午後取材を済ませ
夕方迎えに行った。
ゲージの中で茫然自失の後ろ姿。
それでもトトに気づくと
尻尾を降って駆け寄ってきた。

ホッとした。大丈夫だ!

見事にきれいな手術痕
下の犬歯と上下の門歯を残して
すべて抜歯。もうどの歯も
根が腐り、あごの骨にも
穴が空いていたそうだ。
(ちょいとお見苦しいので加工)

こりゃ、まともに噛めんよね~。
歯磨き習慣をつけてやれず
可哀想なことしたな。
ごめんね、モダン。

腹ペコで帰宅したモダン。
モグモグ噛めずに???だけど
きれいに手作りご飯を完食。
さすがに疲れたらしく
爆睡しました。

一夜明けて、すっかり元気になり
散歩もおやつも、ごはんも
いつも通りでした。

今まで関心がなかったのに
トトが食べてた全粒粉パンまで
横取りするほど!
でも、噛みきれない(苦笑)
しばらくは噛めない???のが
不思議だろうなぁ。

ワンコに入れ歯は
ないんだろうねぇ。

いずれにしても
16歳の全身麻酔、無事に生還。
おできも悪い歯も
ぜーんぶサッパリしたことだし
これからますます元気に
長生きしてくださいね~♪


◆トト飯

オムライス
ペペロンチーノ
ベーコン、ピーマン、舞茸、
ほうれん草
菊芋と春菊のマヨポンサラダ