去年の9月から今年5月の連休まで暮らしていた、大分・九重の森は
北海道並の気候。
当然、冬場はノーマルタイヤでは暮らせない。
知り合いに頼んで、安いスタッドレスタイヤとホイールを調達してもらい
はき替えたのが12月の頭。
その翌週、朝眼が覚めて障子の外がやたらと明るいなぁ、と思い
ガラッと障子を開けたら、窓(もちろん二重サッシ)の外は一面の雪・雪・雪…。
家をとりまく森は15,000坪
木々が真っ白に雪をかぶり
まさに別世界となる
デッキにはケモノの足跡
イタチかテンか…
ちなみにイタチには「イタ公」と名前をつけて
時々あまり物をおすそわけした
あっという間につららが1メートルほどになる
最初に見た時、モダンがギョッとした顔をしていた
寒い日は、もっぱらストーブのきいた部屋で
外を眺めるばかり
庭を駆け回ることはめったになかったなぁ
やっぱり前世ネコだなぁ…
だって…寒いもん…
あ、そうそうタイヤの話だった。
3月いっぱいはたっぷり雪が降るし、
どうかしたら4月にもドカ雪が降るよ、と聴いていたので
4月いっぱいスタッドレスをはいていた。
で、福岡に戻ったらすぐはきかえようと思っていたら
カカの入院騒動があったので
とうとう今日になってしまった、というワケだ。
カカが一目ぼれしたので買った、ニッサンのエクストレイル。
赤に5年乗って、2代目は同じエクストレイルの白。
「ウチは一生エクストレイルでいこーね!」とカカは言ってたが
今のカカが乗り込むには、ちょっと車高が高すぎる。
そのうちもっと車高の低い車に買い替えなくちゃ、ね。
だから、このエクストレイルで雪道を走ることはもうないな…と思い
はき替えたタイヤはそのまま置いてきた。
さよなら、タイヤ。
素敵なひと冬の暮らしを支えてくれて、ありがとう。
山の暮らしは、モダン家にとってかけがえのない思い出になりました。