夜中にインターネットで調べものをしてるうちに、朝が来ることがよくある。
慌てて寝て、結局朝寝坊…というのが常なので、
今朝はせっかく大濠公園の隣に住んでるうちに、と思い
寝ぼけまなこのモダンを誘って朝の散歩に出かけた。
いつもの芝生広場でクンクン探索中
「気持ちいいねぇ、トト……んっ?何?アレッ?」
なぜか芝生広場を歩いている、亀さん
ちょっと不思議な光景…
お濠から出てきたらしい
次の瞬間、モダンは
尻尾を股間に丸めこみ、へっぴり腰でダーッと走り出した。
仰天したらしい…。
そう言えば、亀さんをこんな間近で見ることはない。
ましてや、自分と同じ地面を歩いている亀さんなんて…と、驚愕の形相をしている。
10メートルほど離れた位置から
微動だにせず、ジーッと亀さんを凝視する
もちろんこれ以上は決して近づこうとしない
しばらくそこを離れようとしないモダンだったが
「さ、行こう!亀さんお濠に帰って行ったよ」と声をかけ
引きずるように歩き出した。
それでも何度も何度もふり返り
遠ざかっていく亀さんを凝視する
片足なのは、ちょっとドキドキしている証拠
キツネにつままれたような顔をして歩き出したモダンだが
しばらく歩くうち、気を取り直したらしい。
いつものペースに戻って、中の島へとコースをとる。
しばらく歩いて、今見たこともすっかり忘れ
ルンルンとベンチの陰をクンクンしようとした瞬間!
腰が抜けたように小走りに駆けだしたぁーーー!
よくよく見ると…
ベンチの陰にも、別の亀さん
こちらの亀さんは気が強いらしく
トトが話しかけたら、威嚇された(苦笑)
モダンにある種のトラウマが根づいたかもしれない…。
し慣れないことをして、収穫気分のトトと、
とんでもない驚愕体験をしたモダンの朝散歩であった。