もだんたいむ ~或いはもんだいたいむ~





            
          $もだんたいむ     ~或いはもんだいたいむ~


            

           詩という「カタチ」を通して、 風通しの いい 場所でいたいです。

           それぞれの受け取り方で、自由にくつろいでいってくれれば・・・・・・

                                 それが一番です。


           コメント欄は、「自由帳」だと思ってください。

           あたしはたまたま詩を書くだけです。

           たまたまの偶然でも★偶然のタマタマであろうとも

           この人生ですれ違えたひとたちの想いや風景を


           呼吸をするよーに書いていけたら・・・・・・・


                             それでいいです。



           ※コメントのお返しは、本人できうる限りブログ内で行いたい意向。

           でも、無理なときは許してください。

               

                                     

                  


                   

                                         2009/5/11ひろちゃ ( ̄ー ̄) 


                                             

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ぴーすけ

猛暑は衰えを知りませんねー。
体温を超えた日中の日差しは
まともな思考力を
ことごとく失ってゆく。


なんも、できそうにない。




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気がついたら
ボクはずっとここにいる
ここはほんとはもっと
広いところだったはずなのに

今じゃ、 隙間すらナイ。


ぴーすけと呼ばれるボクは
どうやら金魚らしい。
水槽と呼ばれるこの場所は
もはやボクに移動の余地も許さない。


ボクは

いつも同じ方向を向き
いつも同じ場所に落とされるエサを食べ
仕方ないのでそのまま糞をする。


まばたきも
まぶたを瞑ることもできないとは
いったいどういうことだと
思いながら そのまま眠る。



そんなある日

突然ボクの住まいがでかくなった。


でかくなったばかりではなく
水草やキレイな石ころも置かれ
その向こうにはもう一匹の別の金魚が  いた。



ひろい世界と   君 、 そして ボク。



とても小さな君は
外の世界から来たばかりのその元気さで
この広ささえなんだ狭いじゃないのとでも言いたさげに


スイスイスーと泳ぎ動き回ってみせた。
あなたは誰?あなたも泳ぎましょうよと。




ひろくなった世界で  ボクは

長年のクセとは恐ろしいもので



やはり同じ方向を向き
なぜか同じ場所に落とされるエサを食べ
君と泳ぐことをしないままそのまま糞をし


まばたきも
まぶたを瞑ることもできないまま



 そのまま眠った。






ある朝 君の小さな体が
水槽の真上で不自然にプカプカ浮いていて
ボクのことを嫌いにでもなったのかなと
でもそうじゃないみたいだと




ボクは思った。





君がいなくなって残ったのは、





ひろい世界と、  この ボク。











気がついたらボクは泳いでいた。








君のようにとまではいかないけど。












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お客様は神様じゃ、ナイ

理不尽にあやまっているのは誰だ
理不尽に謝らせているのは 何故だ



節度にも意味はあるだろう
耐えるにも程があるだろう


言葉にも使い方があるように
怒りにも伝え方はあるだろう
なくてはだめであろう怒りの示し方を



そのように吐き散らすのは
もはやそのあなたの理不尽な怒りは
ただの汚物でしかありません




煙草とライターと缶コーヒーを買ったあなたに
「お客様、袋にお入れしますか?」と伺っただけの店員を
「てめぇ、俺を泥棒扱いするのか。
 入れますかなんて何故聞きやがる。人を馬鹿にするな」
と その大声で極端な返し方は理不尽なんてものではありません



なのに
頭を必死に下げて
「申し訳ございません。そんなつもりで言ったのではございませんが
 わたしが誤解を招いたのでしたら本当に申し訳ありませんでした」
と 何故彼女がそれほどまでして
謝らなければならないのか分からない 解りたくない
謝る彼女につけこむように
これでもかこれでもかと罵倒するその理不尽なあなたの言葉










あなたは客だけど




神様じゃ、ない。










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接客業ぶる~す、しかり。

そんな場面でも「まったく気にすることはないと思う」
と思わず声かけをしていった
別の1人のサラリーマンも、いる。
ただ好奇な目でチラチラ見ている人も、たくさんいる。

言うまでもないが

次回から先ほどの彼には伺わなくとも
すべての買い上げ商品は
すみやかに袋にお入れするのが彼女の目あてになる。




あついとさ




おすもうさんだったら

・・・・・

かみのけ




えふわんれーさーだったら

・・・・

そうだな

くびとかあしのうらとか





だいじなさいちゅうに

かゆくなったりしないんだろうか






あついとさ






もう

ただ かいてるときあるよね







あたまをかきむしりながら

いま

そうおもったんですけれど   ( ̄ー ̄)










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ピーヒャララ


既得権益にしがみついて暮らすのは
破滅のシナリオを歩いてるようで

ふいの試練を目の当たりにして
しんどく動けないなら

チョッと振り返ったとき
どれだけ安全な場所を選んでたかが見えてくる






$もだんたいむ     ~或いはもんだいたいむ~





銃で襲われたかのような睡魔で
何もかもあきらめて
そこがどこだろうと眠る。

子供のころは

夏休みは
「今日いちんち何しよー」って
元気な粒に覆われてたのになぁ。




街中で突然左足が ギ ク リ !
??? 何、この違和感  ???
いゃいゃサンダルのかかとが潰れたんですよ。
しっかり穴まであいてるんですぉ。
           ( ̄ー ̄) ぅ~ん・・・
プスー プスー と空気の抜ける感触と一緒に
そのまま歩き続ける 夏の帰り道。


毛穴という毛穴は
しっかりつまっているじゃないか。
わがままな記憶力のせいで
肝心なときにミスをするじゃないか。






今日は
夏野菜でもしっかり食うか。












$もだんたいむ     ~或いはもんだいたいむ~





夏祭り。
繰り出す若き面々。
若くない面々。
繰り広げる熱い夕べ。

でも

タバコとアルコールと
出店の食いカスが
かなり散乱するのは
やっぱりいただけない。
飲みっぱ
置きっぱ
吸いっぱ  過ぎやしないかぃ。









輝いてなくない

$もだんたいむ     ~或いはもんだいたいむ~







きらきら


きらきら


きょうもきらきら



ちいさくきらきら

まぶしいきらきら



わかいきらきら

おふるなきらきら




ころんでもきらきら

おきてさらにきらきらと




にんげんのかずだけ

びいだまのように

ひとそれぞれのかがやきかたで

たとえかがやけてないとおもっても






かがやいている









きょうのいのち






















孤独死が問題視されている昨今。
無縁仏のきらきらは
まだ見つからずにでもどこかで
ホタルのようにいったいどれだけの数。

120年の生涯を全うしたかの有名な
泉重千代おじぃちゃんは
ときおり昔を懐かしむとき
その時代背景が江戸時代~明治だったんだと思うと

今 2010年。
懐かしむにふさわしい場所にしておこうよ



と、思う。
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