三女が受けたテストは、wisc-ⅳというものでした。
いわゆる、ごくごく一般的な知能検査ですね。
ざっくり結果からいうと、三女はごくごくフツーのコドモだったということでA=´、`=)ゞお伝えしときます。
こまかい数字は端折りますが、各知能指数ともに90~110というほんとに平均値のあいだにすべて収まり、いわゆる障害の可能性を示す有意差はなし。
ただし、若干の凸凹はあるので、そのへんが学習に困難を生じてる原因にあたるかもしれない、とのことで指摘されたのが、
①十分に本質に迫れていない答え、正解不正解の混合が見られる。
→関心の偏りの可能性
②問題文の理解が一度では伝わりきれないことがあった。
→言語的な説明が十分に理解されていない可能性
③「積木模様」の課題で、頻繁に見本の図形と見比べていた
→漢字などの書字の困難
④自己の回答への不安傾向
⑤本質的な部分に注意を絞った理解が苦手な可能性
といった部分でした。
とくに私が注目したのは、さいごの⑤。
この理由として、「行列推理」という課題があげらてまして、得点が高い割に最初の段階で直感的な回答による誤答が見られた、そうです。
この課題に使われる教材は図形なんですが、上に並んだ三つの図形をみて規則性を推理し、下に並べられた図形から最後に入るものを選ぶ、と。
で、三女は最初の段階でじっくり見ればわかるだろうものを直感的に答えを選ぶことが何度かあったけれど、もっと難しい段階に上がっていっても正解を出せるので最終的な得点が高いという結果になったらしいです。
そのことと、①の部分とが加味されて、⑤のことになるらしいですが・・・
これって、かなり重要かなあ、とおもったわけで。
つまりねえ、私が思う算数に必要な理解って、ズバリここでしょ。
いままで、そこを理解して欲しいと思って、そのために選んだ教材が「どんぐり倶楽部」だったわけで、これが出来るかできないかが、「地アタマのいい子」か否かという要のぶぶんなわけ。
これが、三女にとってニガテだったとはねええええええY(>_<、)Y
たぶん、そういう子もいるんでしょうね。
長女の時もそうだったにちがいないです。
だからこそなおさら、ゆ~~~っくりとじ~~~っくりと、取り組んでいかなきゃならない。
けっきょくのところ、どんぐり式はソコの部分を自力で見つけ出すために、もっとも確率が上がるように、最適に作られてる。
相手によってはいつになったら気付くんだろう、というぐらい引っかからないかもしれないけれど、あせらず、ていねいにやっていけば、いつかはその機会がおとずれる。
(そうでしょう?そうだよねえ?)
ああ!これって、私が最も苦手な部分でもあった。
不安で、あせって、もしかしたらもっといい方法があるのかも、とか余計なことを考えちゃったり、ここでヒントがあれば!とか思うとあとちょっと!というとこで余計な一言が多くって、いつも失敗してばかりだった。
でも、がんばらなくっちゃね。
ちなみに、今回の検査を担当し、結論を記録してくれたかたは、三女の小学校の支援学級の先生で、話から察するに一番トップで支援教育に関わってる先生らしいのですが。
最後に改善、克服の手立てとして、提案まで書いてくれてます。
それによると、
「知覚推理」が全体的に高く、とくに注意を払う対象が絞られるほど高い能力を示す。
そのため、情報量を絞った同時処理的ヒントが有効。
ただし、比較分析する内容が多すぎるとかえって力を発揮できない。
算数においては、注目点をできるだけ絞れる視覚的ヒントが有効。
ただし、継次処理的よりも、同時処理的な示し方が望ましい。
漢字の習得は、読み方の練習を通常より早めるとよい。
ということで。
ひじょーーにわかりにくいですが、
つまりは、おなじことです。わかってます。そういうことですよね。
どんぐり方式がいちばん有効ってことで理解しました(°∀°)b リョーカイ!
さて、ここまでくれば、さすがに担任もダメとはいわないだろうということで、宿題の変更の件はあっさりとこちらの要望がとおり、三女のわかり易いやり方で学習をすすめていくという方向で合意。
ちなみにこの検査してくれた支援級のセンセイがいろいろこんな形で学習したらどうでしょう、という例を見せてくれたのですが、
いかんせん、ヒジョーにわかりにくい、視覚的って意味分かってる?と、聞いてしまいたくなるようなオソマツ(失礼!)なものでして、
ありがたいことでしたが、それを採用するのは遠慮して、
いままで溜め込んできたあちこちのどんぐり的な教材をフル活用して、三女の自学にあたっていきたいと思います!
やったーー\(^_^)/
どれ使おうかなあ、たのしみだわあヾ(@°▽°@)ノ