地頭のいい子、という表現がある。最初に見かけたのは2ちゃんねるの掲示板上だったと思う。
なるほど、と思った。
多分そのずっと前からもある表現なんだと思う。
つまり、特別勉強をしているわけでもないのに成績のいい子。
授業を聞いてすぐに理解でき、飲み込みが早い子。
どこの年代、どこのクラスでも必ず一人や二人はいるらしい。
長女のことが問題だと気づいた時から、私の最大の関心事は「地頭のいい子はどうしたら育つのか」だった。
じつを言えば、私自身がその地頭のいい子だった。
小学校時代、成績に苦労したことは一度もなかった。宿題はよく忘れたし、特別本を読むことが好きでもなく、とくに漢字の書き取りはどちらかというと苦手だった。自宅で漢字の勉強など一度もした記憶がないせいだと思う。ただ、読むにはどんな漢字でもなぜか読めたので、漢字のテストが読み方だけだったらどんなにいいだろうと思っていた。
学校のテストは最低でも90点までしか記憶にない。
3年生から4年生あたりで、いつのまにか周りから頭がいいという評判が出始めた。
4年生の3学期から四谷大塚に通っていた。特別勉強した記憶はないが入会テストで会員に合格していた。(いまの四谷がどんなものかは知らないが、当時は会員と準会員にわけられていた。会員の子どもは男の子なら麻布開成あたりを目指し、女の子は桜蔭、みたいな。私は自分が知らない間に、超エリートコースに入っていたことになる)
そんな子供だったので、自分が子どもを産んだらどうやって育てようとか、胎教とか英才教育とか、そんなことは全く考えていなかった。
自分自身、なにをしてきた、させられてきたのか記憶もないので、ただなにもしなくても子どもは小学校の勉強ぐらいこまることはないだろうと、たかをくくってきたともいえるわけで。
それが大きな間違いだったことは長女が保育園の年長になったころに気づくわけですが。
それはともかく、今日書きたいと思っていた本題です。
私が子供だった時代は、もっと地頭のいい子はたくさんいたような気がする、という話。
少なくとも、くもんを含めた塾へ通う子供や通信教育などの「学校外での勉強」をしていた子供は中受を目指す子のみ。中受を目指す子というのは当然学校の勉強はすべて理解できているから上を目指す子なわけで、私以外の子がどれだけ勉強していたかわからないけれどそれぐらいのレベルだった子が当時、クラスの半数はいた。
もちろん、今の長女の住環境とは比べられないとはおもいます。今は北海道の片田舎、中受しようにも受験するような学校がナイところに住んでるわけだし、
私の小学校は東京のど真ん中にあって、さらに公立なのになぜか地区の有名校だったらしく、学年の半数は越境して来るようなところだった。しかも時はまさに「荒れる中学校」の時代で、地元の公立中は警察ざたが頻発しているので親たちはみんな行かせたくない、中学校は私立、というのが当たり前のようになっていたこともあるし。
でもね~~
ざっとみたところ、ほんとに地頭のいい子は減ってる気がする。
昔はいっぱいいたんだと思う。
私たちの子供時代より、きっと、もっと昔の方がさらにさらにたくさんいた。
とうぜん、こんな話に学術的なデータがあるわけじゃない。
さらにいえばそもそも「地頭がいい」なんて現象じたいが科学的な裏付けがあるわけじゃなし。
ほんとのところいえば、だれか偉い人がこのへんのところを研究してくれるといいなあとは思う。
教育学的でも脳科学的でも、なんでもいい。
地頭がよくなる幼児教育法でも科学的に証明してくれたら、きっと国全体の学力の底上げにつながる。
まあ、そこまできちんとした裏付け取れるまでには、そうとうな時間がかかると思うけどね。
しかたないので、いまは「地頭の良くなる」と個人的に思ってるどんぐり問題をうちの子どもにおすすめするだけにしておこう。