最近の私の興味は、教育学と脳科学です。
とある事情により、本格的に「知りたい」分野となりました。
で、知りたいとなるととっぱじめは本を読みあさることになります。そうそうおカネもかけられないので、図書館で手にできる本からはじめました。
- なぜ教育論争は不毛なのか―学力論争を超えて (中公新書ラクレ88)/中央公論新社
- ¥798
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- 幼児教育と脳 (文春新書)/文藝春秋
- ¥725
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- 教えることの復権 (ちくま新書)/筑摩書房
- ¥819
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- 天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!/ゴルフダイジェスト社
- ¥1,260
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- 児童心理/岩波書店
- ¥2,625
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地元の図書館にはなかったので、購入した本もあります。
- 進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)/講談社
- ¥1,050
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- 単純な脳、複雑な「私」/朝日出版社
- ¥1,785
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- 心の脳科学―「わたし」は脳から生まれる (中公新書)/中央公論新社
- ¥945
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- かしこい子どもを育てる地アタマのすすめ (シリーズ教育を考える)/旺文社
- ¥1,680
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脳科学に関してはさすがに流行っているというか、学問的にもたいへん活発であるらしくて、興味深い本がたくさんあるのですが、教育学となるとおもしろい本がぐっと減ります。
基本となる部分が知りたかったので「児童心理/岡本夏木著」を借りたのですが、発行は1991年でした。
ネットで調べてみても、教育学となると歴史認識とかゆとり教育の是非などにかたより、実際に教育学過程に入った学生たちはどんな教育を受けて学校の先生になるのか、そのへんが知りたいのですが、なかなかヒットしません。
ここ数週間の読書期間でしたが、思うのは脳科学がせっかく発達してきていろんなことが分かってきているのに、それがうまく教育現場に取り入れるという試みが少ないのが残念です。
取り入れてたとしても幼児の早期教育や天才をどう育てるかとか、ちょっとおかしな方向へ傾きがち。
もう少し初等教育の現場などに適切に取り入れて欲しいものだと思うのですが、なかなかそう考える学者さんは少ないのか?それとも研究分野が細分化されすぎて横のつながりが出来ないのか・・・
教育学の分野では、なんとなく「いままでの慣例化」というものが強すぎて、新しいものの考え方ができにくい体質のようなものを、感じてしまうのでした。
さて、一番最後に紹介してる守屋義彦さんの本ですが、先日の記事を書くにあたって「地アタマ」という言葉を検索しているときにヒットした本でした。
その後注文してまだ届いたばかりでしたが、目次だけ見ていて「台形の面積を求める公式」について解説があるのにちょっと驚きました(^▽^;)まさしく、公式は覚えない方がイイという話のようですが、どうでしょうか。
読むのが楽しみです。
まだまだとっかかりです。ここにあげた本も読み切ってません。どこまで意欲が続くかは自分でもわかりませんが、もう少し勉強を続けてみたいと思います。