「辛そうだな…」
「何か声をかけられたら…」
そう思っているのに、
「私が聞いていいのかな」
「こんなこと聞いたら傷つけないかな」
「勝手なことをしたと思われないかな」
と考えているうちに、
結局、声をかけられなかった。
そんな経験はありませんか?
保育士として働いていた
BSファシリテーターのえりさんが、
当時のことをブログに書いてくれました。
発達がゆっくりなお子さんがいた時、
園の先生たちとは
その子の様子について話していたけれど、
えりさんがずっと気になっていたのは、
「お母さん自身は、
この子のことをどう感じているんだろう?」
ということだったそうです。
聞いてみたい。
お母さんの気持ちも知りたい。
でも、
「どう聞いたらいい?」
「私が声をかけてもいい?」
が分からない。
そして、うまく関われない自分を見て、
”保護者対応もできない私”
と、自分を責めていたそうなんですね。
でもこの記事を読んでいて、
私がすごく大事だなと思ったのが、
えりさんは、
”保護者さんと関わりたくなかった”
わけじゃないんですよね。
むしろ、
先生たちだけでその子のことを決めるのではなく、
”お母さんが見ているその子の姿や、
感じていることも知りながら、
一緒に考えていきたかった。”
そんな想いがあった。
「できなかった」
だけを見ると、
「私は保護者対応が苦手」
「私には支援する力がない」
になってしまうけれど、
その奥まで見てみたら、
”本当はどんなふうに関わりたかったのか”
も見えてくるんですよね。
そして、もう一つ。
当時のえりさんは、
「どう聞いたらいい?」
「どう答えたらいい?」
を、一人で何とか考えようとしていました。
でも今なら、
「私はどうして、
お母さんの気持ちを知りたいんだろう?」
と自分にも聞いてみたり、
「こんなふうに聞きたいと思っているんだけど、
どう思う?」
と、周りの人にも相談できたかもしれない。
支援って、
”一人で正しい答えを出せる人になること”
ではないんだよなぁと、
改めて思います。
えりさんが、
「保護者対応もできない私」
と自分を責めていた頃から、
今、当時の自分や支援を
どんなふうに見ているのか。
保育・教育・医療・相談支援などで、
「声をかけたいけど、どう関わったらいいんだろう」
と迷ったことがある方に、
ぜひ読んでいただきたい記事です^^
▼BSファシリテーター えりさんの記事
「これでよかったのかな」相手の力になりたいからこそ、支援に迷ってしまうあなたへ