こんにちは！なおです。
先日、メルマガを書き終え、
21時半に「もうだめ～」と布団に入った日。
そのまますっかり寝入ってしまい
ワンコが吠える声で目が覚めました。
時計は23時半。
何事かと思いリビングに降りると
夫がワンコを抱いたまま
インターフォンで誰かと話しています。
え？こんな時間に？？
何？怖いんだけど。。。
外は真っ暗でインターフォン越しだと
どんな人なのか、何を話しているのか
要領がつかめない様子の夫。
夫が、「お年寄りっぽい。認知症の人かも・・・。」
と言い、玄関に出ようとしています。
私は「何かあると怖いから、
玄関のチェーンロックをかけて開けてね」
と伝え、少し離れた後ろで見ていました。
夫が玄関を開けてその人と何やら話していると
「お母さん、警察呼んで」と。
「え？？」
心臓が止まりそうなくらいビックリして、
わずかに震える手で電話のアプリを立ち上げました。
警察を呼ぶにも情報が少なかったので
玄関に様子を見に行くと、
80歳前後のおばあちゃんが
うちの玄関前に座り込んでいました。
慌てて110番をしようとしていた私が
「おばあちゃん、大丈夫？」と声をかけると、
「大丈夫」と返ってきたので、
近くの交番に直接電話をすることにしました。
交番に直接電話をかけ、
おまわりさんに、
「先程、うちに
知らないおばあちゃんが訪ねてきて
道に迷われたそうなんです。
おばあちゃんのお名前は
□□さんとおっしゃっていて
住んでいるところは○○の辺りで、
△△さんというお友達のお家に
行こうとして迷われてしまったようです。」
と伝えると
「すぐに伺います」と、
ものの5～6分でパトカーが到着。
赤色灯を回しながら
わが家の駐車場に停車したパトカーに
安心しつつも、
暗闇の中に赤く光る赤色灯が
少しの不気味さと緊張感を漂わせていました。
おまわりさんがパトカーから降りてきて
おばあちゃんに話かけています。
実は、おまわりさんが来るまでの間に、
おばあちゃんの名前や住んでいるところ
何があったのかを聞いていた主人と私。
息子さん夫婦と同居されているおばあちゃんが、
お嫁さんと喧嘩し
今回は腹に据えかねることがあったらしく
晩ごはんも食べず自分の部屋に閉じこもり
それでもイライラが治まらず
お友達のお宅に行こうとして
道に迷ったと話してくれました。
実際には、お友達のお家にも
行った事はなく
デイサービスの送迎車で
行った事があっただけみたいだけど。
同じような話をおまわりさんにして
おばあちゃんはパトカーの中で
詳しい事情を聞かれていました。
私の義母はもうなくなっちゃって
喧嘩することもないけど
同年代の親を持つ子どもとして
他人事じゃないなってその時思ったんです。
いや、腹立つことあるよ。人間だもん。
実母にだって腹が立つことあるもん。
お悩みの中でダントツに多いのも人間関係だし。
きっと、お互いに優しくて
相手を傷つけないために
色々我慢していることがあるんだと思うのね。
抑えて抑えて、
抑えきれなくてドッカーン！！
って噴火して
時々ガスを抜いているんですよね。
もしかしたら、それが今回だったのかもしれないけど・・・。
ただね、
相手を傷つけない為に
自分の気持ちに蓋をして
我慢していたら
あなたは傷つかないの？
それって、
自分で自分を傷つけているのと
同じことなんだよ。
時々ガスを抜くことも大切で
”嫌なことは嫌”
って伝えることが
お互いにとって大切なこると思うのです。
無理したら出来るけど
やりたくないことって
割とやってしまいがちだけど
「やらない」
を選択する勇気を持つことがかなり重要です。
無理したら出来るけど
”やりたくないからやらない”
を選択することは
あなたを守ることでもあります。
もちろん最初はぶつかることもあるけど
あなたがそれを自分に許可することで
相手も楽になっていくんです。
そしてあなたも楽に、相手も楽に・・・と
楽がどんどん広がっていきます。
もし、人間関係を変えていきたいなら
相手を変えるんじゃなくて
あなたの捉え方や価値観に
変化をもたらすことが
大切なんだと思いますよ。
おばあちゃん、
無事にお家に帰れたかどうかわからないけど
お家に帰って
ご家族と一緒に
ご飯を食べていたらいいなって願っています。
今日もあなたへの愛が
溢れる１日になりますように～
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