今朝の瞑想からの気づき。
「あ〜、まだ活かしきれてないリソースがあるなぁ」
リソースは資質とか資源のこと。
ここでは、人が望ましい状態を手に入れるための資質としてお話ししますね。
コーチングセッションなどでも「そのために今すでに持っているリソースってなんだろう?」という問いを投げかけることがあるのですが、その問いに「すでに持っているものなんて・・・」とちょっと困った表情をされることがあります。
ご自分では見えていない、気づいていない状態。
でも、『見えない』『気づかない』は決して『ない』とイコールではありません。
あるけど見えていないだけ。
実際に「こんなものやあんなものを持っているように私からは見えます」と伝えると、「あ〜、そんな感じでいいなら・・・」といくつも出てくる、ということも。
もしかしたらあなたにもそんな経験があるかもしれません。
すでに持っているのに気づかないのは、なぜだと思います?
それは、自分の持っているものを過小評価しているから。
もう少しわかりやすく言うと、「このくらいはみんなできる」「こんなのは大したことない」「これは誰でも持ってる」と思い込んでいるから、リソースなんていうほどのものじゃないって思うみたい。
そういう私も、同じように思っていました。
自分にとっての当たり前は、誰にとっても当たり前なんだろうって。
でもね、実際はそうでもない!
例えば、初対面の人とすぐに仲良くなれる人っているじゃない?
壁を全く感じさせない人。
私の友人にもそんな人がいるのだけど、「それってすごい特技だと思う!」と伝えたらビックリしてました。
彼女にとっては当たり前のことだったし、みんなもそのくらいのことはやってるって思っていたそう。
いやいや、私なんて人見知りで、いい歳するまで初対面の人と話すことも躊躇してましたよ・・・。
だからリソースって、一人で考えると意外と出てこないんですよね。
頭に浮かんでも「こんなの、リソースって言えないよね」って打ち消しちゃうから。
そんな時は誰かに聞くのが一番って思います。
「私の強み(素敵なところでも、いいところでもいいんだけど)を5つ教えて」と友人、家族、職場の人などに聞いてみる。
初めて聞く時は少し勇気がいるかもしれないけど、最初だけ。
何度か聞いたら慣れます(笑)
人にリソースを教えてもらう時は受け取り上手になることも忘れずに。
どんなに「えー!そんなことないよ〜」と思っても、そこはグッと堪えて「ありがとう♡」と受け取っておく。
だって、せっかく相手のことを思ってリソースを伝えたのに受け取ってもらえなかったら残念でしょ?
ちなみに、人に教えてもらったリソースはメモに残しておくのがオススメです。
このメモ、ちょっとうまくいかない時や自信がなくなった時に活躍してくれるんです。
私たちは気持ちが落ちた時、自分の持ち味とか強みとかを忘れて、できないことやダメなところが目につくもの。
そうすると、どんどん自信は無くなるし、気分は落ちるし・・・
いいことないですよね。
そんな時にもらった言葉たちを眺めてみると、「あ〜、そうだった、私にはそんな風に見てくれる人がいるんだ」「私にはそんな強みがあったんだ」って視点や気持ちを切り替えるきっかけになるんです。
実は私も、以前もらった言葉たちに助けられた経験が・・・
本当にありがたかったです。
あなたは自分のリソースにどれくらい気づいていますか?