物件探しは、もう嫌だ・・・ | 暮らしを紡ぐ

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コツコツと繰り返される毎日の暮らし。そんな中でも仕事や人との出会いや家族との時間を通して、確実に何か大切なものが紡がれていってるように思います。それが何かを探る旅はまだまだこれからも続いてゆきます・・・。

またまた国立に行ってきました。今日は、タコシ君と二人で。予約していた物件の内覧に。

スペシャル張り切りモードで行ったのに、物件の中は言うと、期待はずれ・・・だった。物件の中で、いきなりテンションが下がり、座り込む私とタコシ君。持ってきたメジャーで寸法を測るでもなく、デジカメで室内を撮影するでもなく、ぐったりする私達。


その後、不動産屋を何件か周り、色んな物件を見せてもらったが、どれもこれもピンと来ない。「いい部屋」に出会ったときっていうのは、いつもドアを開けた瞬間の空気でパアッと分かるものだからな。あの閃きに近い感覚がないと、なかなか住む家って決められないものだ。カモン!!閃き。


二人して帰りの電車の中で、グッタリと寝こける・・・。


オニジとヨシベが明後日とうとう引っ越していってしまうので、家族で集まれるのもこれが最後、ってこともないけど、もうなかなかしょっちゅうは集まることもできないだろうからってことで、焼肉屋に集合した。

グッタリと疲れた心と体に、カルビの美味さがしみわたってゆく。そして、オニジとヨシベから「諦めなければ、きっとピンと来る家が見つかるから」と励まされる。「ほんとかよ~」と思う。 


そういえば、昨夜タコシ君がお布団の上で本当に愛おしそうに、杏仁プリンを一口一口食べていた。それを横でおもしろがって見ていた私は「本当に杏仁プリンが好き!っていう食べ方だねえ」と笑った。

「そりゃあ好きだよ。プール一杯、杏仁プリンを食べたい!っていう位好き」とタコシ君。「プールいっぱいに食べたいほど好きなんて食べ物私にはないなあ。プールいっぱいにあった時点で、どんなに好きな食べ物でも嫌いになるわさ」と私。それに対してタコシ君は「好きのクオリティーが違うんだよ」とか言ってた。「変態的に好きっていう位じゃないと、好きなことは極められないんだから!」というタコシ君の言葉に、なぜかふざけながらも納得する私。たしかにそうかも、だから私はなかなか一つのことが極まらないんだわ。