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トド松目線で書いてきますもぐもぐ
 


僕は松野トド松。
クソニートな六つ子に生まれた唯一のまともな末っ子。

ダメな兄さんたちとは、少しでも差をつけたいからコミュ力やルックスには気を使ってるんだ。

今日は新作の秋冬の服を買うために、買い物行こうとしていたんだけど
貯めていたお金が何故か財布からこつぜんと消えていた……

だいたい誰かは、予測ついているけどね。


襖の戸が開くとともに肩を落としたおそ松兄さんが、入ってきた。


おそ松「はぁあ~また負けた」

コイツ確定だ。

おそ松「お、トド松悪ぃ!お金増やそうと思ってパチ」ぐへぇ~

拳を盛大に入れヒットさせ家をあとにした。


カップルがデートをするのを横目に落胆する

はぁー……
おそ松兄さんにはいつも軍資金取られてばかりだ。
たまには、僕もお金をふんだくってやりたい

歩いているとデカパン博士の家が目についた。

トド松「これだ!……」

パッと閃いた
おそ松兄さんたちに日頃の仕返しをするいい方法が……


デカパン博士「えー!?女の子になる薬ダスか?……💧」

トド松「そう!イヤミたちの使った薬を僕にも作って欲しいんだけど…」

フフ
兄さんたちには、日頃の仕返しじゃあ
お金財布からパクるくらいじゃ気が晴れないから精神的ダメージを喰らわさなきゃね✩



仕返しすることを考えていると、助手のダヨーンがデカイ注射器を抱えて持ってきた。

デカパン博士「じゃあ、尻を出すダス」

トド松「え!?💧だってイヤミたちの飲んでいたのわ…………」

デカパン博士「効き目を長持ちするために、これを打てば薬飲まなくても1日は、女の子でいられるダスよ」

トド松「ちょ、待って待って待って!!」

ダヨーン「覚悟決めるんダヨーン」

ダヨーンに取り押さえられデカパン博士が注射器を構えた。

デカパン博士「じゃあいくダスよー」

トド松「ぁあああ」  ブスリ


注射された数分後、みるみるうちに女の子の姿に変わっていった。

デカパン博士「ホエホエ~いい感じダス」

鏡に映る自分はまさに女の子だった。
痛かったけどこれで兄さんたちを騙せるぞ

仕返し計画に自信のついた僕は、デカパン博士の家をあとにし兄さんたちのいる自宅へ向かった


玄関前に着くとチョロ松と早速遭遇した。

チョロ松「え、どなた?……だ、誰か呼ぼうか?」

トド松「あ、、えっとおそ松にい……じゃないやおそ松くん居るかな?」

あっぶね💧おそ松兄さんっていつもの癖で言ってしまうところだった。



チョロ松が一瞬フリーズするもおそ松兄さんを呼びに行ってくれた。


待っていると一松が玄関前を通った。

一松「…………こんなとこでよければあがれば?  あ、猫缶あるけど食べる?」

トド松「い、いらないかなぁ」ニコッ


女の子に普通に猫缶進めてくる一松兄さんが怖いよ

ってか、あがるもなにもここ僕の家なんだけどね。
まぁいいや、一松兄さんも全然気づいていないみたいだし。


トド松「お邪魔しまーす」


家にあがると十四松がいた。


十四松「こんにちは~!あれ、……トド松??」

トド松「!!?」

いきなりバレた?!
十四松兄さん勘鋭すぎだよ……
でもここで引き下がるわけにはいかない!


トド松「え、、な、何言ってんの!ぼ、私はトド子だよ~!」

十四松「ふーん……じゃあさ野球、野球しよー!バットとボールあるから!!」


強制的に十四松兄さんと野球する流れになってしまった……💧
ただここで断ったら嘘がバレてしまうかもしれない。

十四松兄さんと外へ野球をしに行こうとすると、そこへやっとチョロ松が戻ってきた

チョロ松「あ!遅くなってごめんね、おそ松今いないみたいでさぁ。……ってあれ?十四松と友達だったの??」

十四松「あー、、トッ」

トド松「トド子です!!十四松くんと友達なんです~フフフ」


今絶対トッティって言うつもりだったよね!?
とりあえず十四松兄さんをこの場から遠ざけねば。

チョロ松「へぇー、そうなんだぁ!十四松女友達いたんだ。   友達……え!マジか!!?」


チョロ松兄さんなんかショック受けてまたフリーズしちゃってる。
まぁ、いいや


トド松「十四松くん野球行こっ!」


十四松兄さんの手をとり土手沿いの河原まで走った。

トド松「ハァハァ……ここまで来れば大丈夫か。」

十四松「トッティついにそっち系に目覚めたの?」

トド松「いや、そうじゃないから!!十四松兄さん、お願いだからこの事は皆には秘密にして!」

十四松「トッティが女の子ってこと?」

トド松「そう!   はい、飴あげるから絶対言ったらダメだからね」

十四松「うん!分かったぁ~言わない」ボリボリ


十四松に秘密の約束をしていると、
カラ松兄さんにバッタリ会ってしまった。


カラ松「お、ブラザ~!その可愛い女の子はどうした!!?」

トド松「あ、、私は」

十四松「トッテ」

トド松「と、とっても仲がいい友達なのよ!ね?ね?十四松くん~」


じゅうしまぁーつ!!!
何故トッティ言おうとする、十四松!


十四松「え、あ、うん~トッ……トド子ちゃん💧」

顔にでてるよ…
十四松兄さん嘘下手すぎる  泣


カラ松「……」

ヤバい、流石にバレたか!?



カラ松「俺にも紹介してくれ!十四松!!」

…………💧あ、カラ松兄さんこういう人だったな。
ふぅー、焦ったぁ


十四松「いいよ~!じゃあ皆で野球しよ」


その後なんとかバレずに済んだが、
カラ松兄さんの熱い視線を注がれながら3人で日が暮れるまで野球をすることになった。


カラ松「マイハニー、そろそろ暗くなってきたから送ってあげよう」

十四松「あー、お腹空いてきたね!」

カラ松「あ、もしよければうちでディナーを食べて行かないか?」

トド松「あ、はい!!」



気づいたらもうそんな時間だったんだ!
まだおそ松兄さんに1回も会っていないし💧……
このままではこの計画が失敗してしまう。


松野家に着くとカラ松兄さんが母さんに、女の子が来たから夕飯を僕の分増やすように頼んでくれた。

でも一つ増やす必要は、なかったんだけどね。


夕飯になると、おそ松兄さんが帰ってきた。

おそ松「あれー?初めて見る顔だね!
  え?もしかして誰か彼女連れてきた                  の??」

チョロ松「おそ松兄さんの知り合いじゃないの?」

カラ松「あぁ、この子は十四松ととっても仲いい友達みたいだぞ!」

一松「……友達いたんだ。」

十四松「…………💧僕は」

十四松が、口滑らせないうちにと急いで十四松の口に唐揚げを詰め込んだ。

トド松「十四松くん~、はい私の分あげる!!」

十四松   モゴモゴ


おそ松「いーなぁ、俺にも食べさせてよ!トド子ちゃん」

……自分で食べろよ
しかしチョロ松兄さんも勘はいいし、仕方が無い。

トド松「はい、おそ松くん  あーん」

おそ松兄さんの口にわざとまだ熱そうな唐揚げを入れてあげる。

おそ松「うんまー!!はぁああ俺幸せだわ」ニヤニヤ


クソっ
猫舌だったら良かったのに。


チョロ松「そう言えばトド松は今日夕飯に帰ってないけど、どうしたのかな?」


げっ……俺のこと早速話題に触れたな、チョロ松兄さん。


おそ松「ん~、どーせ女の子とまた出掛けてんじゃね?アイツの分の唐揚げ少し食べちゃおうかなぁ~」


チョロ松「誰かさんが、財布から勝手にお金とってパチンコ行くから怒って帰ってこないんじゃないの?   あ、ずるい」


一松「俺も食いたい。」


カラ松「待て、俺もだ!
ここは平等に争奪戦でジャンケンといこうじゃないか!」

十四松「……💧」チラッ


十四松兄さんこっちを見つめるないで…
ってか僕の分の唐揚げ勝手に皆で食おうとするな!!

おそ松「トド子ちゃんも、遠慮しないでアイツの分食べようぜ」

トド子「あ、、、うん」


何故か俺も自分の分の唐揚げを争奪するのに参加することになった。

ジャンケンをして勝ったのはおそ松兄さんだった。

おそ松「えへへ、やったぜ!唐揚げいただきぃ~♪」

一松「ちっ」

チョロ松「こういう時ばっかり強いんだから。」

僕のお皿から一個唐揚げが取られていくのを見ていた。

するとおそ松兄さんが唐揚げを僕の口元に持ってきた。


トド松「え、、、?」

おそ松「はい、さっき俺に食べさせてくれたからトド子ちゃんにあげるよ!」ニヒッ


……おそ松兄さん!
いやいや、なにドキッとしてんだ僕は💧
普段はゲスい長男の癖に。


カラ松「フッ…俺の分のお味噌汁もどうだい?カラ松girlsにもあげないレアなお味噌汁だぜ!ちゃんとお前の為にハートで温めといたぜ」

一松「……クソ松のはゴミ箱いきだ」

十四松「母さんおかわり~!」モグモグ

チョロ松「おい、十四松!お前ご飯ただ大人しく食ってていいのかよ?
おそ松、あの子のこと狙ってる感じっぽいけどあの子をあの狼たちから守らなくていいのか?」  コソっ


十四松「ブフー」  お味噌汁を盛大に吹く。

チョロ松「え!?ちょっどうしたの?」
はっ…………!もしや……💧
十四松の顔をよく見るとトド松と書いてあった。

チョロ松「……」チラッ



ここでチョロ松兄さんは、どうやら十四松兄さんの反応を見て僕の正体にやっと気づいたみたいだ。
まぁ、ここまでは想定内だ。
僕の最大のターゲットはあくまでおそ松兄さん!

チョロ松兄さんは、なんとなく僕の企みに勘づいたらしく好都合な状況に導いてくれた。

チョロ松「トド松は今日ネットカフェで泊まってくるって連絡あったし、もう夜も遅いから泊まってけば?」

トド松「……う、うん!そうしようかなぁ~」



おそ松
一松     「えっ?ここに~!?」
カラ松


カラ松「ハ、ハニーそ、、それは流石にマズイんじゃないか…」アタフタ

一松「一応俺たち男だし。」


トド松「今日は……帰りたくないんだ。」

うわぁー……カラ松兄さん下心みえみえだし、
俺も中身は一応男だよ
一松兄さん。



おそ松「おい、お前らちょっと集合~!!」コソコソ


おそ松兄さんが、僕以外を集め六つ子会議を始めるが緊張してるのか声がダダ漏れだ。

おそ松「お、、女の子が泊まるなんてこんなチャンス2度とないかもしれないぞ!!」

チョロ松「……そうだね💧まぁ、、」

十四松「あは💧」

カラ松「フッ運命はイタズラ好きだぜ。」

一松「……でも誰が彼女の隣りで寝る?」


おそ松
カラ松  「俺だ!!!」
一松

僕の隣りで寝る取り合いが始まった。
なんかマズイことになってきた気がする……


チョロ松「お、おい十四松!ここは俺たちも混ざってバカどもからアイツ守ってやった方がいいかもだぞ?💧」コソコソ

十四松「……は、はいはいはーい!!俺もトド子ちゃんの隣りがいいなぁ」

チョロ松「よぉーし、ここはあみだクジにしよう!トド子ちゃんあみだクジ作ってよ!」棒読み


おそ松「おー、そうするか!」

カラ松「niceアイデアだ、チョロ松!」

一松「まぁ、いいんじゃない?」


チョロ松  ほっ……
この仮は返してもらうぞ、トド松。



チョロ松兄さんが、無言の威圧で訴えてくる。


あみだクジを作りジェスチャーでチョロ松兄さんに当たりを伝えて、なんとか危機を逃れた。

おそ松「ちぇ~シコ松の隣りかよ」

チョロ松「シコ松言うな!もう寝るよ」

電気を消し眠りにつく。


……が、こんな時に僕は最大の危機に再びぶつかる。
まさかのトイレに行きたくなってしまったのだ


いつもなら、おそ松兄さんかチョロ松兄さんに頼むんだけど
チョロ松兄さんは、爆睡してしまっている……
僕の事情を知っている十四松兄さんも。

あぁ、どうしよ…………
とりあえず頑張って1人で行くしか。


真っ暗な廊下を1人で歩き進む
やっぱりいくつになっても僕は、怖がりだなぁ…


「なぁ、大丈夫か?」

トド松「うわぁあああ」

驚きすぎて腰が抜けてしまった。
暗がりの中よく見るとカラ松兄さんが、心配そうに見ていた

トド松「だ、、大丈夫💧ありがとう!」

カラ松「フッ一緒に行ってやろうか?この暗がりの中1人で、トイレ行くのが怖いんだろ?」

トド松「え……カラ松兄さ、、あ、カラ松くん!」

神か!?神なのか??
普段は、痛いだけのカラ松兄さんだけど今日は女の子になっているミラクルマジックのおかげかカッコよく見える……!!!

今日から僕もカラ松boysだよ!


カラ松兄さんについてきてもらい、女子の身体に戸惑いながらも、無事トイレを済ます。



トド松「ありがとう!」

カラ松「んー?礼なんていらないさ。
俺に怖い物なんてない。……ただ一つだけあるとするなら、君の魅力的な姿に惚れてしまいそうで怖いぜ」

トド松「……」

……やっぱ相変わらずの痛さだわ
さっきのは訂正。


痛いカラ松兄さんを無視してすぐに布団に入って眠りについた。


次の日の朝、僕は真っ先におそ松兄さんをデートに誘うことにした。

1日経ってしまった為、いつ薬がきれてしまうかも分からない僕にはタイムリミットが迫っていた。

To become