やっと、授業を受けられることになって嬉しい反面、どんな授業なのかのという多少の不安が混ざり初日を迎えました。
Listening/Speaking class
クラスメイト 25人中、大半が中国人、韓国人、ベトナム人で、日本人は私以外に男の子の若い留学生二人だけでした。その他にもギリシャ人、メキシコ人、イラン人の方などもいました。振り返って考えるとこのクラスが一番男性の割合が多かったように思います。半数以上が18歳くらいで、大学生気分を味わえて楽しかったです。でもママもちらほらおり、子育ての話なんかも盛り上がりました。特に5歳と8歳の子がいる韓国人ママにはとても助けられ、ESLの制度などを詳しく教えてもらいました。韓国では空前のアメリカ留学ブームだそうで、二人の子どもたちの留学経験のためだけに母国に旦那様を残し2年間アメリカに来たそう。その間自分もInternational Studentとして勉強しようと思いここに通ったとのことです。もう一人、私と同じくらいの年の子供がいる中国人ママとも仲良くなりました。どうも、途中からその子の様子がおかしく、もしかしてと思い聞いてみると、その子も妊娠してました。予定日が私と数日違いだったのでつわりに苦しむ仲間として共に支えあいました(笑)。でもその子は次の学期からは出産に備え学校は休むと言っていたので私も休もうかとっても悩みました。でも私は結局妊娠9ヶ月まで通いました。
教授 40代と思われるアメリカ人の男性の先生で、一見とても怖そうで最初ビクビクしてましたが、慣れていくうちに実はとっても優しい人柄であることがわかり、グレード付けもこの人が一番優しかったです。
スケジュール 教材は1冊だけで、10Chapterのうち1・3・5Chapterだけをやりました。Language, Gender, Transition(人生における時期の移り変わり、幼少期、青春期、老後とか)などがテーマで、リスニングしながら、その内容のMain idea(一番言いたいこと), Body(いくつかある具体例), Conclusion(まとめ)を探していくというスタイルでした。4回くらいリスニングクイズがあったと思います。Speakingに関しては①2人一組になって、あるテーマにそって自分たちでシチュエーションを構成しながらロールプレイして発表していくものと、②発音のテストでは先生の前に立って、10個くらいのVocabularyと4つくらいのSentencesを発音するというもの、③2回のプレゼンテーションがありました。プレゼンは教壇に立って一人4分くらいスピーチするものですが、1回目はパワーポイントを使って「自分の国の文化を代表するアイテム」について説明するもの、2回めはパワーポイント無しでSpeakingだけで、いくつかのテーマについて自分の意見を発表するものでした。パワーポイントを作成するのも最初は大変でしたが、パワーポイントを使ってはいけないと指定されるほうが、スピーチだけで自分の考えを説明することになるので難しかったです。その他、教材に基づいた中間テストと期末テストの筆記試験がありました。
評価内容 総合評価になりますが、2回のプレゼンは大きな割合で評価されました。言いたいことを的を絞って伝えられているか、オーディエンスの理解を深める声の大きさ、ジェスチャー、がとれているかなども評価項目にありました。授業の合間合間にディスカッションや質問があるので、その発言内容も評価されていました。
Reading class
クラスメイト クラスメイトの国籍は上記のクラスとほぼ同じでしたが、何故かこのクラスは女性ばかりでした。日本人は私と同じ主人の転勤でアメリカに来ている女性一人でした。お子様はまだいらっしゃらなかったので、相当な時間を勉強に当てているようでした。宿題の提出もPCで綺麗にグラフ付きで仕上げてきたりして、教授にとても褒められていました。そして、上記のクラスでも一緒だった妊娠中の中国人のママもこのクラスをとっていたので、二人でつわりによさそうなドライジンジャーや乾燥梅なんかを互い交換しあったりしてました。このクラスは私にとってはとても簡単だったので、ほとんど予習も何もせずテスト前にちょっと勉強するくらいで乗り越えることが出来ました。
教授 中国人の60代くらいの女性の先生で独特な雰囲気があり、厳しいところもあるけれどとってもユーモラスで、時には歌ったりダンスしたりして学生たちが授業に興味を持ちながら集中できるよういろいろ工夫してくれました。
スケジュール 教材は2冊でアメリカの現代の生活が描かれたReading用教材が1冊と、少し昔のアメリカの短編小説がいくつも入っている教材が一冊でした。その他、大学のWeekly newsが教材の一部として扱われ、記事の内容が中間テスト・期末テストで出題されました。授業の初め5分で毎回ミニクイズが行われ、語彙テストやこれらの教材の理解度チェックがありました。
評価内容
毎回のミニクイズと、2回の1時間くらいのテスト、中間テストと期末テストで評価されました。

テスト前は図書館やスタバでお勉強!