ESL「クラスの割り振り」や、「ユニット数」について | Kaoriのブログ

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カリフォルニア子育て→東京在住

実際の授業のレポートに入る前に、「クラスの割り振り」や、「ユニット数」についてもう少し説明させていただきます。

前回ESLクラスのSequence(クラスを取っていく順番)について少し触れましたが、6段階あるクラスの中で、5の段階までクリアできれば一般の日常生活に支障のない英語力を身につけられるとされているそうです。6段階目に関しては、アカデミックなライティングができる段階で、大学の一般の科目をとっても問題なくクラス内容を理解し、レポート提出などもできるレベル、とされているそうです。

それぞれの段階に幾つかクラスが設定されていた場合、(例えば、4段階目のクラスには①reading, ②writing, ③listening & speakingの3つのクラスが設けられています。が、3段階目のクラスはこれらのクラスがひとまとまりとなっています。)その段階すべてのクラスを終えないと次に上がれない決まりになっていました。

なのでPlacement testで、例えば、文法のテストはハイスコアを取れたのに、ライティングで低い点数を取ってしまうと、Readingはレベル6だけど、ライティングはレベル4なので結局レベル4のクラスから全部とってください。となってしまうのです。Speaking Centerのワークショップで出会った日本人ママはまさにこれに該当し、「実力よりかなり低いクラスをとっている気がする」と嘆いていました。

次に、ユニット数についてです。各クラス何ユニット、とユニット数が記載されていますが、これは「1ユニットいくら」と受講料が決まっているので、受講料の目安にもなりますし、当然ユニット数が多いと、授業の一回あたりの時間や日数が増えていきます(週1回だったり、2回だったり、4回だったりクラスによっていろいろな設定がされています)。また、学校側では約1ユニットにつき、週に約2時間自宅で宿題をする時間が必要になることを想定しカリキュラムを組んでいるそうです。例えば7ユニットだったら、週14時間宿題しなければならないHomeworkが課される目安なので、一日2時間くらい勉強しなければならないことを覚悟しましょうということです。しかし、Spring Quarterの教授は厳しくて有名な方だったので一日2時間じゃ終わらない時も多々ありました。宿題量に関してはユニット数というよりそれぞれの教授によると思います。

私は1月のWinter quarterから4段階目のクラス(3ユニット)一つ、5段階目のクラス(3ユニット)一つの、合計2クラスを組み合わせて取ることから始めました。それぞれ独立したクラスでしたが、息子の幼稚園のスケジュールの関係もあったので(幼稚園は週3回、朝4時間)、週に2回、朝4時間のうちに受けられることができるクラスを選びました。1つ目が9時から10時20分、2つ目が10時半から11時45分でした。毎回終わったら急ぎ足で12時の幼稚園ピックに向かっていました。



ちなみにこの学校では、海外からの学生支援制度がとても整っていて、ESLの受講者全員が無料でListening/Speaking CenterとWriting/Reading Centerを受けられることができますます。各Centerは英会話ワークショップを常時開催していたり、予約制で個人指導のTutor指導を受けられるようになっています。例えば、高いNon-residentの授業料を払ったとしても、3単位くらいのクラスを一つ取るだけで、こういったCenterを毎日利用することができるので、時間のある人にとてはとてもお得だなと思いました。




それでは、次回より、Winter, Spring,Summer Quarterの実際の授業内容についてレポートしていきたいと思います。

Happy  Mama Kaorin's Life

こちらの校舎はSpring Quarterの環境センター。