台湾風「生しじみの醤油漬け」美味しさは安心感の上に成り立つ。 | 自然派で行こう♪

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しじみを冷凍するとオルニチンが増える。

もうかれこれ20年くらい前だったでしょうか?ためしてガッテンかなんかでやってました。

なんでもオルニチンが4〜8倍に増えるとか?

それからはしじみを食べるときは砂抜きした後で冷凍していました。

しかし、最近?砂抜き処理した宍道湖の冷凍しじみが近所のスーパーに並ぶようになりました。

これは便利!しかもしじみの名産地のしじみ。

確かアサリの産地偽装とかありましたけど、このしじみに至っては顔出ししています。

なので、トレーサビリティーの面でも信用できそう。


▼1パック200g入りの冷凍しじみを2パック買ってきました。


これで何を作るかというと、以前から1度作ってみたかった「台湾風しじみ醤油漬け」です。

加熱はしません。生のまま食べるそうです。

大丈夫なのかな?

でも、台湾ではごくごく当たり前の食べ方だそうです。

ちなみにしじみにも何種類かあり、日本ではヤマトシジミとかマシジミとかセタシジミなどがあります。

台湾にもタイワンシジミというものがあるそうですけど、味の評価はイマイチ。

国内産のしじみで作れば本場のものより美味しくできるかな?

 


▼先ずは調味料を揃えました。


ラオチュウワンという中国醤油です。

とんでもなく色が濃いです。

そして馴染みの深い紹興酒。


▼ラオチュウワンと紹興酒を合わせたものにニンニク、ショウガ、タカノツメを入れて一煮立ち。


そのまま常温で冷まします。


▼凍ったままのしじみを合わせ調味料の中にドボン


このまま常温で口が開くまで数時間放置。

口が開いたら冷蔵庫で1日。

しかし、貝の口が開きません。

8時間後くらいにしびれを切らせて良くみてみるとかすかに口が開いていました。


▼ということで、1日冷蔵庫で寝かせたものがこれ。


彩はなかなかいい感じですけど、お味の方は・・・?


▼しじみを開いてみました。

 

しっかりと味が染み込んでいそうな感じ♪

食べてみましたが、確かに美味しい!

しかし、一抹の不安を抱えての食事はなんだか両手を上げて美味しいとは喜べません。

 

▼ということで、レンチンしました。

 

これの方が安心していただけます。

というか、基本的な味わいになんら変わりはないような?

しじみだけで食べたのは5つか6つくらい。


▼お次は釜飯しにしてみましょうか♪



殻付きの状態だとほぼほぼ400gのしじみを身だけにして作りました。

それにしても中国醤油って真っ黒です。

醤油発祥の地である和歌山県民から言わせれば小麦と大豆と塩以外のものを加えて作られた醤油は醤油ではありません。

あくまでも「醤油風調味料」です。


▼久々に登場のおぎのやの「峠の釜飯」の1合土鍋。


中国醤油(ラオチュウワン)と紹興酒を大さじ1。

日本のみりんを大さじ1。

自家製のキヌヒカリを1合。

加熱時間14分で、最強火で沸騰したらごく弱火というか蛍火くらいの弱い火力。

時間が来たら火を止めて14分蒸らし。


▼完成!

 

これはとんでもなく旨い!

なんというか、日本人の口にあう炊き込みご飯になりました♪


▼本当に美味しいんだけど・・・

 

日本人にはしじみの味噌汁とかしじみの吸い物の方がやっぱり口に合う気がします。

残りの漬けダレで黒チャーハンを作ってみるとします。

それも楽しみ♪


▼腹減ったので黒チャーハンを今作りました。

 

美味!