自然栽培ササシグレ2回目の除草 | 自然派で行こう♪

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田植えから2週間経ったササシグレの水田の除草をしました。

 

除草をしたのは7月5日のつや姫の田んぼの後。

こちらの田んぼもつや姫の田んぼと同じく、

 

田植え寸前まで草を生やしまくってナイロンカッターやチップソーで細かく粉砕し、

 

生の草が乾かないうちにトラクターで鋤き込んでから代掻きしました。

 

なので、ガスの「湧き」がすごいです。


▼この田んぼに現在生えている草は概ねこの草のみ。

 

キシュウスズメノヒエという厄介な害草。

 

粉砕しても根を張り、新芽を出して繁茂するという厄介な草。

 

 

▼土がトロトロのうちに退治しておきましょう。

 

本当はチェーン除草をしようと思っていたのですが、

 

生え始めのこの草にチェーンでストレスを与えると勢いづきそうです。

すでにランナーから白い根を生やしています。


▼久しぶりの登場の「水草とれ太」くん。

 

見た目は単純な除草アイテムですが、なかなか便利。

 

土がトロトロなうちはごっそり抜けます。

 

でも、よく伸びている大株は田んぼに這いつくばって切らないように手で抜き取ります。

 

 

▼4条でこれだけ取れました。

 

結局、これの6〜7倍は退治できました。

 

 

▼ササシグレは株間も条間も概ね30cmの疎植にしています。

 

1回目のチェーン除草で抜けた株もありますけど、気にしないでおきます。


ササシグレはコシヒカリ並みに倒伏しやすく、病気にも弱い品種。
 

株間を広く取り、しっかりとした株に育てたいと思います。


▼昨年のご近所の秋ウンカによるコシヒカリの被害は悲惨なものでした。


こうなってしまうと、稲刈りも大変。

 

というか、稲を刈ることもできない状況です。

 

それにしても、この田んぼも昨年つや姫水田から運んできて放流したカブトエビが繁殖しているようです。

 

水が濁ったまんまです。

 

 

▼脱皮したカブトエビの抜け殻発見!

 

嬉しいけど、今年で返却する田んぼ・・・

 

ワクワク感は半減です。

 

それにしても、ササシグレ・つや姫の圃場(1.5反歩)を4時間で除草完了できるなんて前代未聞。

 

昔は一夏中、稲穂が出そうになる頃まで田んぼに這いつくばっていたのが嘘のようです。

 

もちろん、カブトエビが繁殖したことが原因ですけど、

 

昨秋〜今年の春までのやり方に何かヒントが隠されているように感じます。