先日作った叉焼を使ってラーメンを作ってみます。
初めて食べたラーメンは夜鳴きそば。
母にいつも寝かしつけてもらっている時間に窓の外に響くチャルメラの音。
それがラーメン屋さんだというのはわかってたけど、母は「あの音は子取りの音だよ」と言って僕をビビらせようとした。
食べてみたいな〜〜。と、思ってみても買ってくれなかった。
初めてその「夜鳴きそば」を食べたのは僕が麻疹にかかり、回復した朝でした。
なんと、朝起きると寝床の隣のこたつの上には夜鳴きそばが置いてあるではないですか!?
しかし、麺は延びきって、スープも冷めて、脂が固まっている・・・
それでも、初めて食べる「夜鳴きそば」はとても美味しく、あっという間に平らげました。
それまで食べていた「ナミキンツルラーメン(金ちゃんラーメンの前身)」とは大違い!
あの時の冷めた「夜鳴きそば」を今食べると今の自分はどんな印象を受けるのかな?
僕がラーメン作りに興味を持ち始めたのは子供の頃に放映されていた「どっこい大作」というテレビドラマ。
そして、「包丁人味平」でした。
しかし、子供には到底真似の出来るものでもなく、当時のスーパーマーケットにはラーメン作りの具材なんて置いてない。
興味だけが先走っていました。
ということで、大人になって、豚骨ラーメンとか醤油ラーメンとかいろいろ作ってきましたが、
これからは無化調ラーメン(化学調味料を使わないラーメン)を作ろうと思います。
ラーメンはスープとタレと麺と具でできています。
▼今回のタレは叉焼作りの時に残ったつけダレを使います。
近所に良い醤油を売っているお店があるのですけど、レジの人が新型コロナに感染したらしく、お店は休業。
ということで、キッコーマン醤油を使うとします。
とりあえず、練習みたいなもんですから、素材にこだわりすぎなくてもいいかな・・・
▼とは言いつつ、塩は最高のものを使います。
粟国の塩です。
▼これは叉焼の煮汁に鶏ガラでとったスープを合わせたもの。
見た目なかなか濃厚そう。
▼さて、いただいてみますか。
具は叉焼に白髪ねぎにメンマにトロトロの味玉。
味玉も叉焼のタレをみりんで割ったものに漬け込んでみました。
▼美味しいかな?
麺は・・・あまりこだわらずに適当に生麺を買ってきましたが、まずかった!
麺がまずいと台無しです。
スープがまずくても台無し・・・
▼でも、具材は絶品!
なんというか、スープがぼやけているんですよね・・・
スープというか、タレを寝かしすぎると角が取れすぎて味がぼやけてしまうのかも?
次またチャレンジします。