田植えから20日たった水稲つや姫です。
育苗に失敗し、4月21日に残りの種籾を播き直し、なんとか田植えにこぎつけたのは6月5日で補植が終わったのは6月8日
一般的な品種の種と違って、もう手に入らないので焦りましたがなんとか田植えすることができて一安心。
さて、これからが無農薬稲作の正念場です。
稲苗に無理のない限り深水にして活着した頃に竹ぼうき除草をし、チェーン除草機をかけました。
▼我流のチェーン除草機なのでうまくいくかどうかが心配です。
車のタイヤチェーンの理屈で言えば進む方向に対して横にチェーンがあるほうが絶対に摩擦抵抗が上がるはず。
ということで、田んぼを2回引きずってみました。
▼水田雑草らしき種がわんさか浮いてきました。
今まではデッキブラシ除草から始めたので効率が悪くって草がわんさか生え、地獄のような草取りをしていました。
しかし、これで土の表面あたりの雑草種子の密度は減るはず。
▼そして八反取り(田擦り除草機)で擦りまくる。
チェーン除草で取りこぼした雑草、主に土の深いところから生えるホタルイとか、
水を入れる前に発芽スイッチの入っているカヤツリ草の類をやっつけました。
コナギはチェーン除草でほぼ浮いてしまったのか、八反取りをかけても目にしたコナギは数本です。
▼ただ、土の浅いところは土が締まってて、チェーンの効果がほぼなかったようです。
これでも取りこぼした雑草はこれで退治。
▼水草とれ太という除草アイテム。
絨毯のようにわんさかと生えまくった水田雑草には効果的ではないにしろ、ポツンと生えた草退治には便利なアイテム。
腰をかがめなくてもいいですからね。
▼そして本日のつや姫の様子。
茎も太くなり、分蘖を始めました。
肥料は米ぬかとミネラル肥料を使っています。
田んぼの中を歩くとガスがボコボコと音を立てて湧いてきますが、見る限りは元気そうです。
▼除草できていない畦際の浅いところには草が生えています。
こういうのはもう直ぐしたら水草カッターでやっつけるとします。
▼たまに見つけるホタルイ。
厄介な雑草ですけど、手で抜いても半日あれば簡単に抜けそうな疎さ。
▼まだ土が柔らかいので簡単に抜けます。
それにしても本当に今年の草退治は効率的に進めることができています。
まだまだ気は抜けませんが、過去最高の出来栄えです。
これもチェーン除草のおかげかもしれません。
もっと早くに作っておくべきでしたね。
▼ところどころにホタルイとかヒエが点在していますので、今のうちに抜いておきましょう。
収穫量の方も期待できそうですが、植え遅れたのでどうなることやら・・・
でも、美味しくって安全なお米を収穫できればそれでよし。
▼田んぼに特別栽培の看板を立てておきましたが、なんだか恥ずかしいというか、個人情報とか関係なしだわ。
特別栽培農作物とは節減対象農薬が慣行の半分以下、化学肥料(窒素成分)も半分以下で栽培された作物です。
私はまったく使っていませんけどね。
人が食べてどうのこうのより、環境保全を重視しているとか?
じゃ、慣行栽培はやっぱり環境によろしくないんですね。
日本国の制度?基準?って本当に曖昧です。