我流チェーン除草器の作成と初使用 | 自然派で行こう♪

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ササシグレの田植えから1週間経ちました。

補植終了からから4日。

 

そろそろ初期除草をしないといけません。

 

ササシグレのアレロパシー効果で発芽を抑えられるのは10日〜2週間だそうですが、

一昨年は1ヶ月くらい生えなかったこともあります。

もう生えないだろう〜♪と、思っていたらその後は爆発的にコナギが生えてきました。

ということで、早め早めの除草を開始します。

今まではデッキブラシで初期除草をしていましたが、

 

ブラシの面積が小さい分、効率が悪すぎて一巡した頃にはもう次の草が生えていることも・・・。

ということで今回はチェーン除草機を作ってみました。

 

皆さんが使われている櫛形にチェーンをくっつけたモノはチェーンがかなりいるし、

 

ビッシリと密にチェーンをつけると田んぼを引っ張るのも重そうです。

 

 

▼ということで、こんな感じの試作品を作ってみました。

 

水深10cmの田んぼを引っ張るとチェーンを塩ビパイプに直接縛るよりもこっちの方が安上がりで効率もいいかな?

そして、ヒエが生えやすくなる足跡とかで土が盛り上がったところもくまなくチェーンが当たるしいい感じ?

 

とりあえず使ってみないとわかりませんけど、持った感じがあまりに軽い・・・。

この時点でチェーンは6m使っています。

 

 

▼それにチェーンを2m追加してみました。

 

ちょっとずっしりしました。

 

幅は2mの塩ビパイプですが、蓋をした部分にはチェーンがないのでおよそ1.8m〜1.9mの幅を除草できます。

 

 

▼さて!使ってみるとします。

 

思っていたよりも軽々と引っ張れます。

 

これならチェーンをもう少し追加してもいいかな?

 


▼茶色く浮いたものは粉砕したヘアリーベッチです。

 

ヘアリーベッチに取り囲まれているにもかかわらず、もう発芽を始めている雑草も・・・。

 

水田雑草ではないけど、もうすでにアレロパシーは弱まっていると感じます。


▼この黒いのはコナギなど水田雑草の種と思われます。

 

しかし、15年も水田にしていなかったので種子寿命はすぎていて発芽しないようです。

 

あとは10cm〜15cmの深水で管理し、チェーンを引っ張っていればヒエも抑えられると思います。


▼1時間ほどで7アールの田んぼの1回目の初期除草が終わりました。



デッキブラシよりも除草の確実性は低いかもですが、効率がとてもいいです。

5日に一回くらいのペースでチェーンを引っ張ってみようと思います。

今年こそはこの田んぼに限り、田んぼに這いつくばって大きくなったコナギ退治をせずに済みそうです。