久しぶりの農業記事の投稿です。
過去にニンジン栽培において、11月に種まきをしたことはありません。
本業が農家さんではないので、本業が忙しかったり、稲作が手こずっていたりすると秋冬野菜の準備が遅れます。
今回のニンジンは夏の間に畝立てして透明マルチをかぶせておきました。
除草の手間が大変なので透明マルチをかけて真夏の酷暑の熱気で雑草種子や病原菌をやっつけてしまおうという訳です。
種まきの際には植え穴を20cm間隔に開けます。
そこに適当に何粒か種を落として覆土はせずに籾殻をふりかけて覆土の代わりにします。
好光性種子のニンジンにとって籾殻は光が通るので好都合です。
畝が乾いている場合、籾殻を覆土代わりにすると雨量や水やりの量によっては雨を弾いて逆効果になるかもです。
雨後の畝に十分に畝に水分があるときに播種しました。
その後、発芽したら本葉が3〜4枚でたら間引き。
今回は間引きを2回だけにするため2本だけ残しました。
無肥料栽培なので株間は20cmです。
無肥料でも育ちやすいニンジンですが初期の段階では競争心を植え付け、
あとはのびのびした環境で育ってもらいたいので20cmの株間にします。
▼透明マルチを使ってのニンジン栽培は初めてです。
風やらの影響で葉っぱがマルチの下に潜り込んでいます。
これがもし黒マルチならニンジンの生育に悪影響を及ぼすことは確実です。
しかし、保温性に優れた農ビではなく、農ポリの透明マルチなので保温力はそんなに期待できません。
でも、霜の影響を受けることなくマルチの下に潜り込んだニンジンの葉っぱはイキイキしています。
▼結果、こんなに生き生きとした葉付きニンジンが収穫できました♩
11月8日の種まきで無肥料栽培でここまで育ってくれるとは〜♩
▼他にはからし菜
私の大好きな野菜です。
▼小松菜(正月菜・餅菜)もすごく大きく育ちました。
11月8日に種まきしても小松菜ってこんなに大きく育つんですね〜!
▼この日はお客様に宅配の予定があったのでできる限り小さめの小松菜を収穫しました。
ありゃりゃ・・・しわくちゃの手〜〜。
JJIになると手までJJI。
▼これはコカブ。
農薬を使っていませんが、運良く白サビ病もでずにいい感じ♩
今回は間引きをしていません。
しようと思ったのですが時間がなくって間引きできず・・・
それでも元気いっぱいに育ってくれました♩^^親はいなくても子は育つ?そんな感じ・・・
コカブに間引きなんて必要あるのかな〜?と、思います。
手間省けるし、収穫量も増えます。
▼何年かぶりに育てた中国野菜のタアサイ。
ダイコンサルハムシにやられましたが、何株かは被害を受けずに元気に育ちました。
▼その他にもいろんな野菜を梱包してお客さまがたにお届けしました。
着払い送料が高いのでその埋め合わせに何かいろいろお付けしてのお届けです。
本当に、送料が高いと野菜のネット通販には大打撃です。orz
送料が高くなった原因の一つは再配達にあると思います。
そこんとこををなんとか問題解決していただいて、
もう少しだけ値段を安くなったらもっと無農薬野菜や自然栽培米をお届けできるのに・・・。
で!野菜をお買い求めいただいた長野県の声楽家の先生からこのようなお手紙が届きました〜♩
▼なんとも嬉しいお手紙♩
それに、ご自身の著書までご送付下さいました♩^^
野菜を買っていただくだけでも感激なのに、すごく嬉しいです♩
金儲けのためにやってる無農薬栽培じゃないだけに本当に嬉しいです♩
美味しいって言っていただけるのが一番嬉しいです♩
▼それと!産直出荷したコカブ!
▼にんじん
他に大根も〜〜♩^^みんな完売♩
すごく嬉しい1日でした♩
▼おまけに!つや姫の種籾も到着しました〜〜♩
生産に携わっいらっしゃらない方は全くご存知ないかと思いますが、つや姫は特殊なんです。
勝手に栽培すると刑務所行き!
なのでちゃんと農協を通してつや姫の栽培基準である「特別栽培」「JAS有機栽培」が基準となります。
私は特別栽培枠での栽培ですが、実践する栽培内容は自然栽培に近い有機栽培です。
特別栽培とか、JAS有機栽培とか・・・結局は国の基準の栽培方法に縛られているだけ。
何も国に認めてらわなくとも安全な栽培方法をすればそれでいいんです。
信じられるのは国の基準ではなく自分の信念だけ。
今年も得るものが多い稲作であることを願います。
で、苦労の多い中、癒してくれるのはやっぱり大ちゃん♩
▼大ちゃんは相変わらずというかやんちゃ坊主全開♩^^
壁に登るのに昔のような軽快さはなく〜〜
どっこいしょ!って片足を壁にかけてよじ登る様・・・おっさん?^^;
でも、元気でいてくれるから嬉しい〜〜♩
なんだかんだで、とっても楽しい今日1日でした♩