今年も稲作終盤となりました。
この酷暑の中での除草剤を使わない稲作は本当に過酷です。
しかし、今年は初期除草に成功した感じなので草の数も少ないです。
▼こちらは京都旭1号
晩生品種らしいのでまだまだ出穂の気配すらありません。
びっくりしたのは無肥料でも分蘖がすごいこと。
これはかなりの多収品種ではないでしょうか?
初めて育てるのでまだなんとも言えませんが、分蘖はすごいです。
ただ、晩生品種なので雀の標的になるのは確実です。
▼パン箱での1本植え実験。
すでに60本は余裕で超えていると思います。
今年こそ八十八本の稲穂を達成できるかも?
パン箱実験の京都旭は無肥料栽培ではなく、肥料は自然育苗養分と万田酵素を使っています。
▼こちらはササシグレ
稲の花が咲く頃に台風接近・・・
影響が出ませんように。
▼これも草退治はしっかりしましたが、草取り後に生え始めたコナギがこの酷暑でどんどん大きくなってきました。
君らは一体なんのために生えて来るんだ?
しかし、ノビえはもうすっかり退治したので生えてきていません。
▼こちらはヤシロモチというモチ品種
過去最高の雑草多発田ですが、田植え前の除草、除草しながらの田植え、その後の草退治で完璧な仕上がり。
田植え前の除草の一番のメリットは株周りに草が生えにくいこと。
▼1穴あたり1〜2粒播きのポット苗。
無肥料だから仕方ないでしょうけど、尺角植えなので1株30本の茎は欲しいところです。
ここまで完璧に草を抑えたのにあんまり分蘖していません。
そんなに多収は見込めないかもしれませんが、1畝で2斗のもち米があれば目標達成。
さて、まだまだ出穂の気配がありませんが、いつ出穂するんだろう?
▼昨年は散々悩まされたアゾラクリスタータという浮き草。
昨年は爆発的に増殖し、水温地温共に上がらず、最悪の収穫量でしたが、今年はほとんど増えていません。
田んぼの片隅にポツンと小さな集団があるだけです。
なんでだろう?昨年と何が違うんだろう?
何にしろ、増えてくれなくてほっと一息です。
▼昨年はこんな感じで全く稲が分蘖しませんでしたから・・・。
収穫時には1株あたり稲穂が5〜6本とかでしたから。
そして残りを雀にほとんど食べられました。
なんのために倒れそうになるまで草退治を頑張ったんだか?^^;