ほぼ毎日の早朝とか夕方に田んぼの草退治をしています。
田んぼの草退治をしないと収穫量が激減するばかりではなく。収穫がとても困難になります。
最終的には手で刈ることになります。
以前は調子に乗って手除草で5反歩も自然栽培していましたが1年で限界を知り、今では1反ちょい。
それでもまかり間違えると地獄が待っています。
動力的な除草機械を使うと圃場の環境とか雑草の種子密度にもよりけりですが、
手取りでの私のキャパはおそらく2反が限界。
限界を超える稲作では面積を広めようとも逆に収穫量は減ります。
キャパを超える稲作をしたくないというのと、
自分のキャパの中でどれだけ効率よくタイミング良く除草するのかが目下の目標。
稲が田植え直後に大きく育てば草より一歩リード。
稲作している本人が怠けない限りはきっといい成果が待っていると思うのです。
▼これは京都旭1号という昔の品種。
お友達にいただいた種子を育てております。
田植え前に事前除草し、田植えの際にも除草してから田植え。
その後も1回除草。
おかげでかなり生き生き育っています。
草さえなければ無肥料でもここまで元気に育つんだっていう自分なりの指標。
▼1株あたり1本から2本。
田植えしたのが6月3日。
およそ1ヶ月経ちましたがかなりいい感じ。
人間、やるべきことを完遂すれば稲はこのように育つって見本。
▼左側が手植えの京都旭で右側が機械植えのササシグレ。
僕はササシグレが大好きです。
それは自分で食べても高アミロース米なのに美味しいし、障害をお持ちの方々の評判がいいからです。
いかに稲は強いといったってやっぱり生き生き育つ稲の方がいいはず。
かといって大面積の手植えは期間がかかり登熟にも影響が出ます。
そこんところをどうするか?かなり難しい問題ですが
やっぱり田んぼを小面積に区切って小規模田植え、順次除草がいいのかな?
とりあえず、今日も朝7時から夕方7時までの田んぼ這いつくばりの除草作業でヘロヘロです。
年だな・・・と、思ったりもしますが、世の中には90歳超えても頑張っている人がいっぱいいる。
私も負けずに頑張らねば!