5月19日に田植えをしたキヌヒカリの水田です。
2枚で15アールです。
ノビエ多発田で、隣の爺さんがとてもうるさく、仕方なく除草剤を使っています。
でも、病害虫のための防除や消毒はしません。
今まではへの字型の稲作しかした事がありませんでしたが、今年が初めてのV字型の稲作です。
▼田植えした時に比べると随分と大きくなりました。
右隣の田んぼは私の田んぼよりも1週間早く田植えしたコシヒカリ。
やっぱりコシヒカリは肥料を控えめにしているのか葉の色が薄いです。
▼徒長していた苗も今ではガッチリしています。
肥料は慣行栽培の基準の半分しか施肥していませんが、裏作の高菜が大きくなれず、鶏糞の肥効が残っているからでしょうか?
▼同じ日に田植えしたご近所さんの酒米(右側)
それと比較しても葉の色が濃くて肥料がよく効いていそうです。
よかった!コシヒカリを育てずに・・・確実に倒伏していると思います。
▼もう1枚の標準量の肥料を与えた稲と葉の色も分ゲツ具合も負けていません。
左の1条は手で1本植えしました。
開帳型に分ゲツするこの姿が結構好きです。
それにしても除草剤って恐るべき効果です。
稲以外にあるのはマツモくらいのもの。
ノビエもコナギも全く生えていません。
なぜ稲が枯れずに雑草だけ枯れるのか?
除草剤のタイプにもよりますが、それは稲には除草剤を分解する酵素を持っているからだそうです。
稲は除草剤を分解してその後は何という物質になるんだろうか?
稲の体外に排出されるのだろうか?それとも、稲の中に蓄積されているのだろうか?
もし蓄積されているとしたら、それは「あらゆる人」にとって完全に無害なものなのだろうか?