今年のササシグレの育苗は本当に大失敗。
シルバーポリシートをはぐるのが1日遅かったようです。
こんなに葉っぱがデロンデロンに垂れ下がっています。
こんなになったのは初めてです。
▼しかも!生えていないところがいっぱい!?
無肥料の土に自然育苗養分を混ぜて使ったのですが、その肥料は播種機で撒きました。
肥料が多めに撒かれた部分は根とか葉が焼けてしまったのだろうか?
このままじゃ欠株だらけで結局は半分は手植えになりそうです。^^;
▼しかし、それから少しづつ生えてきました。
とはいっても、あと5日くらいで田植えですのでちょっと問題。
▼とりあえず、苗を手で抑えて鍛えておくとします。
麦踏みと同じ感じで苗が強くなるそうですが、あんまり実感はわきません。
大農家さんは角材とかを引っ張っていますが、数十枚の苗なので手で押さえる方が無難。
小さな生えたばかりの苗もありますし。
▼シルバーシートを外してから数日
2日に渡るすごい雨のおかげで水やりはせずとも元気いっぱい。
▼葉もなんとなくシャキンとしてきました。
いつもより密に播いたので茎は例年よりもかなり細いです。
でも、以前の実験では分蘖数的には大差ないです。
▼こんな実験をしました。
私が育てたササニシキ苗とご近所さんが育苗に失敗したというコシヒカリをバケツ苗にて比較実験。
植える時には茎の太さも根量も全然違いましたが・・・結果はほぼ同じ65本前後。
ちなみに右がササニシキで左側がコシヒカリ。
とはいっても、密植した場合はまたお話は変わってくるのかもしれません。
残りの品種はこんなことにならないように念入りに育苗しないとです。
キヌヒカリも今のところ順調。
▼そして水苗代の京都旭1号も概ね発芽が揃いました。
陸苗代で育てた方が干ばつに強くなるという説もありますが、結局は根。
過去の経験ではほとんどわからない状態でした。
地下水をポンプアップしているので水は十分ありますから、水が来なくなるというのは登熟したあと。
陸苗代のように苗代の草退治や苗取り後の選別など、手間と時間がかかりすぎる育苗はもうしないと決めました。
その時間を草退治とかに使った方がよほど有効ですから。