美味しんぼ15巻で登場する黄身の味噌漬けを作りました。
究極のメニューと至高のメニューの対決で至高のメニュー側の海原雄山が作った料理ですが、
作り方はタッパーなどに味噌を敷き詰めてガーゼを敷き、卵黄を乗せ、その上からガーゼと味噌を乗せるもの。
使用する味噌についてもこだわっていたようです。
いつか作ってみたいと20代の頃から思っていたものの、これを作るために良い味噌を買うのはちょっと・・・
ということで、手前味噌を作るようになった今だからこそこれを作ろう!と、思ったものの・・・
塩も自分で作り、自家栽培の自然栽培米の麹、自然栽培の大豆を使った味噌を使うのも勿体無い。
ということで、ストックしてあった、その手前味噌の上澄み液(たまり)を使ってみることにしました。
3年熟成させれば味噌も味噌から滲み出たたまりも味は変わらないだろうと思います。
▼使う玉子にも少しこだわってみます。
10個で500円近い玉子です。
パッケージを簡素化すれば300円くらいで手に入りそうな気もしないでもないですが・・・
味噌のたまり漬のヒントになったのは卵黄の醤油漬けをみてから。
醤油に3日位漬けておくそうです。
こい口醤油の塩分は16%で、うす口醤油の塩分は18%です。
私が作った手前味噌は塩分13.5%ですから4日半漬け込んでみました。
▼できました〜♪
炊きたて土鍋ごはんをお櫃にうつし、朝餉の始まり。
他のおかずは白菜漬け。
もちろん自家製の無農薬無化学肥料の白菜で作ったもの。
かなり美味しく漬かりました。
▼この色合い♪なんともいい感じです。
食べるのがちょっと勿体無いくらいの美しさ。
▼ご飯に乗せて箸で挟むとなんとも不思議な感触。
味噌の味が染み込んで辛くもなく、頼りなくもなく、本当に美味です。
今回は試しに1個だけ漬けてみましたが次回は2個漬けてみるとします。
ごちそうさまでした。