同じ日に播いた苗箱とポット苗の生育の差がすごい。 | 自然派で行こう♪

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今年はお試しで少しだけポット育苗をしてみました。

品種はササシグレで、水稲用ではなく野菜用のプラグトレイを使っています。

 

1穴に概ね1粒まきました。 うっかりこぼして2〜3粒まいているところもあります。

 

 

▼それを5月6日に植え付けてみました。

 

植え付けた時点でポット苗と箱苗にはかなりの差がありました。

 

ポット苗はとてもガッチリしている印象です。

 

 

▼植え付けたのは深さ15cm程度の土を入れたトロ箱。

 

この時点では肥料を入れていません。

 

 

▼田んぼにいたアゾラ・クリスタータという浮き草も浮かべてみました。

 

アゾラ・クリスタータはものすごい勢いで増殖するそうです。

 

その殖え方は半端ではありませんでした。

 

 

▼これが植え付けから10日後の苗。

 

ポット苗は分蘖を初めて茎数が増え始めています。

 

 

▼こちらは箱苗

 

ようやく活着してこれからという感じ。

 

やはりポット苗が活着がいいというのは本当のようです。

 

自分でこの目で確認したので来年の手植え分は全てポット育苗にしてみたいと思います。

 

 

▼それにしても・・・このアゾラクリスタータの殖え方はすごい。

 

光を遮っているので水温が上がるように思えません。

 

田んぼではまだ覆い尽くすほど増えていませんが、この実験ではかなり注意が必要かも?

 

とりあえず、肥料としてのアゾラ・クリスタータの効果を見るために少し残して箱の土の中に埋め込んでみました。

 

無肥料栽培6年目の水田に緑肥としての効果を実感できれば今後活用しようと思います。

 

アゾラは合鴨の餌になるようなので、稲が活着してくれた後で鴨たちが来てくれるかもしれません。

 

いろいろ楽しみです。