ここ数ヶ月、土鍋ごはんオンリーとなっています。
自分で育てたお米を自分で土鍋で炊いていただくのはある意味、すごく贅沢な事かもしれません。
それは、育苗前から稲刈りまで、苦労して育てたお米の味を最大限に引き出す事ができるからです。
土鍋炊飯を始めてから気がついた事が幾つかあります。
同じ火力、同じような水温で炊いても沸騰までの時間が6分〜9分とバラバラな事。
そして、お米の出来栄え(田んぼによって)でおこげのでき方が違う事。
自分で明らかに違うと気づいたのは米粒の大きさであったり、完熟度合いであったり、胴割れ米の有無。
米が割れていないとデンプンが流れにくく、割れているとデンプンが流出する。
お米が未熟米だったり登熟期に夜間の高温だったりしてもデンプンが少なく、おコゲが出来にくい・・・?
そんな感じでしょうか?
▼何れにしても、今まで使っていた炊飯器よりも美味しいご飯が炊き上がります。
しばらく経ってもご飯粒がキラキラに輝いています。
▼おにぎりを握ってもとても美味しいです。
「冷めても美味しいお米」という言葉をよく聞きますが、品種にもよるけど、炊き方にもよるのかも?
で、最近はまっているのが、1合の釜めしの空き容器で作る炊き込み御飯。
▼これはひじきご飯。
具はひじき、しいたけ、大根、ネギ、生姜。
釜めしにする際の出汁は鰹と昆布出汁。
お米1合に対し酒とみりんと醤油を各大さじ1で作っています。
▼しかし、具が多いとかき混ぜるとこうなってしまいます。w
ちょっと食べにくいですが、かき混ぜて食べたほうが美味しいですから、いつも山盛り。^^;
▼これは牛釜めし。
牛丼の具を加えて炊いた炊き込み御飯。
▼牛丼にする際の具は牛肉と玉ねぎだけですが、ささがき牛蒡と生姜も入れています。
これもかき混ぜると山盛りに・・・
▼これはウインナー釜めし。
ウインナー2本入れると、だし汁に酒、醤油、みりんを入れているのですが、思いっきり洋風に。
▼ネギを散らしてもやっぱり洋風から抜け出せません。
でも、これはこれでとても美味しいです。
▼いっそ、洋風にしてしまおう♪という事で、お次は炊き込みサフランピラフ。
GABANのサフランピラフの素を使って作りました。
▼豆嫌い(豆ご飯嫌い)なのですが、洋風にすると食べられました。
豆は自家製のムラサキエンドウです。
フワフワたまごは後入れです。
▼こちらもサプランピラフ。
エビを入れてみました。
エビが入ると味がさらによくなりました♪
▼胴割れ米が混じっているとやっぱりおコゲになりました。
これはこれで美味しいので良しとします。
▼これはクミンとバターのピラフ。
さてさて、どんな感じに炊けるかな?
▼見た目はイマイチですね・・・
でも、味はよかったです。
クミンの味、バターの香りがすごくいい感じでした。
▼こちらは釣ったグレ(メジナ)の鯛メシ風。
グレの骨で出汁をとって炊き込み御飯にしてみました
▼抜群にうまかったです。^^
いろいろ作ってみましたが、炊き込み御飯にもっとも合う具は「しょうが」では無いかと思うのです。
味が引き締まるというか、和風、洋風、何にでもよく合いますね。
これからもいろいろな炊き込み御飯にチャレンジしてみたいと思います。