2月19日は我が釣りクラブの釣り大会でした。
場所は地元和歌山の口和深の磯。
日本国民も高齢化が進んでいますけど、結成して13年の我が釣りクラブも高齢化が進んでいます。
人気のある超1級磯の場所取りともなれば70過ぎのメンバーにとっては一苦労です。
でも、私が主宰するクラブのご年配の方々は怖いもの知らずなので人気の磯を陣取ろうと目論んでいるようです。
仕方ないので我々若者?もお年寄りのフォローをさせていただくべく同じ磯に渡礁するとします。
▼上った磯は紀州随一の超1級磯「沖の三ツ石」です。
この磯に乗るのは何年ぶりでしょうか?かれこれ10年ぶりくらいかも?
磯上がりした頃は凪いでいたので好きな場所に釣り座を決めました。
さて、この磯は数はもちろん、大物も狙えるので私も大物仕掛けで挑みます。
▼1.75号という私にとってはほぼ5年に1度位しか使わない竿を使うとします。
60cmオーバーのイズスミが釣れても余裕のこの竿ですけど、小物だと余裕がありすぎてつまらないのが難点。
▼道糸は2号。
中ハリス(ウキの上)は2号を7m、ハリスは2.5号を3m。
釣鈎はがまかつの「ヘラ鮒スレ8号」を改造したもの。
ウキは0〜00を状況により使い分けます。
本日のルールは1尾長寸ルールです。
早い話がでかいグレを釣った人が勝ち。
▼さて、釣り開始〜〜〜♪

かなり海の中の状況がいいのでしょう。1投目からアタリが♪
▼35cm程度のグレが釣れました。
さて、今日は何枚釣れるかな?いや、最大何センチのが釣れるかな?
しかし、釣れるのは30〜35cnのグレばかり・・・
他のメンバーが釣り上げるのも同じようなサイズのグレばかり。
それにしてもよく釣れます。
まったく今日の沖の三ツ石はその本領を発揮しまくっています。
▼我がクラブの相談役で最長老のT本さん
少し前までもう一人最長老がいらっしゃったのですが、引退されたのでこの方が最長老。
75歳くらいかな?
▼がんばれ最長老♪

大きなグレではありませんでしたが、記念に動画でも撮影しましょうか。
他のメンバーも釣って釣って釣りまくっています。
常に誰かが竿を曲げています。
沖向きでは私とT本さんとT橋さんとメンバー以外の方が1人。
▼小学生からの友人のNくんとHくん。そして最近入会したT尻さんは地向きで釣り。
釣れ過ぎる故のトラブルも発生します。
取り込み中に道糸どうしがクロスしてラインブレイクが起こりました。
ウキも魚も海の彼方へ・・・というのが普通ですが、この日はとてもラッキーでした。
▼なんと、最長老T本さんが釣ったグレに切れた私のラインが絡まっていました。
おまけにウキの下のハリスを手繰るとグレもついていました・・・。
こんなラッキーなことがあるでしょうか?(@_@)
ウキ代金2000円が戻ってきました♪
▼この沖の三ツ石のさらに沖にある「コジ」。

なかなか乗ることができない超レアポイントです。
▼小さい方の磯が沖の三ツ石のコジです。
天気予報ではベタ凪の予報だったのでもしかしたら乗れるかも?
と思っていましたが、そう甘くはありませんでした。^^;
▼とんでもない風が吹き続けて海上はかなり波が出てコジは波の中・・・。
まったく・・・天気予報と宝くじは外れるためにあるようなものです。
▼海が時化てきたらどこからともなくグレが湧いてきました。
見えますか?これ全部グレです。
沖の三ツ石の周囲はグレにとり囲まれてれている状態。
釣ろうと思えば50枚くらいすぐに釣れそうです。
でも、見た感じサイズは40cm未満のグレばかり。
そういうのは狙わずにもっとでかいのを釣ることにします。
爆風で道糸2号ではちょっと釣りづらくなってきたので仕掛けを細くするとします。
▼その前に腹ごしらえです。
ササシグレの土鍋ごはんのおにぎりです。
土鍋ごはんは冷めてもうまい♪
▼さて、腹ごしらえも済んだので仕掛け変更
道糸1.35号、ハリス1.5号に変更です。
竿も1.75号から1.25号にチェンジしました。
道糸が細いとやっぱり自然に流れます。
▼次々にグレがヒットします。
これは当日の最長寸の40.5cmです。
今の所、この魚よりでかいのを釣ってるメンバーはいません。
今回も1位をゲットできるかな?^^
でかいのを釣ったので30cmくらいの小グレはリリースしながら釣りします。
そうしないとすでにクーラーバッグが満タンです。
2時半になり、釣り終了。
▼マキエサはこれだけ余りました。
捨てずに持ち帰って冷凍しておきます。
これだけあれば近所の磯で数時間釣りできますからね。
▼今日も魚が釣れて嬉しいです♪
それにしても荷物が重い・・・クーラーバックがこんなに重くなったのは久しぶりです。
▼陸に上がってみんなで検寸。
みんな20〜30尾くらい釣っているようです。
結局この日の結果は私とN君の40.5cmが最長寸。
1位が2人です。
ハカリがあれば重量の重い方が1位ですけどね。
▼帰る途中でおすそ分けしながら帰宅。
結局は全部で30尾ほどあったのかな?
リリースせず、数釣りに徹していれば50尾は釣れたかもしれません。
でも、そんな釣りをしても何も面白くありません。
考えずに釣った入れ食いの50尾よりも喰い渋るグレを5尾釣るほうが値打ちがあります。
▼で、案の定クーラーバッグはグレの重さに耐え切れず壊れてしまいました。
釣れ過ぎるのも考えものです。
何はともあれ、みんな無事に楽しい釣り大会ができて本当に良かったです。