今年は害虫の被害はさほどありません。
例年はダイコンサルハムシによって穴だらけにされるのですけど、今年はほとんど見かけません。
どうしてでしょう?9月の異常とも言える雨ばかりの天気の影響でしょうか?
雨ばかりの天気はその他の生き物の生態にも影響を及ぼしているようです。
それはカタツムリ。
今年は本当にひどい。
それも、8月にはほとんど見かけなかったカタツムリですが、9月〜10月の間に異常発生。
▼これは大豆
9月8日にはこんなに元気だったのに・・・
▼今ではカタツムリ被害でこの有様。
大豆もとても小さいものが多いように感じます。
その被害は大豆から白菜へと移ってきています。
▼こんなに食べられてしまった白菜も・・・
救いなのは成長点をシンクイムシなどに食べられていないこと。
天気のいい日中はカタツムリは姿をなかなか現しません。
▼本日は降ったり止んだリの雨模様ですので、カタツムリ退治をするとします。
それにしても、雨の中で退治しないといけないなんて・・・なんとも面倒くさく、手のかかる敵です。
▼早速発見。
なぜか食べられていないようです。
これから食べようとしていたのかな?
それとも、元気のいい白菜の勢いに押されて食べることができないのだろうか?
▼こんな小さなカタツムリもいました。
生まれたばかり・・・?
ということは、こんなのがいっぱいいるってこと?
▼生育の悪い白菜にはアブラムシも付き始めました。
早速、てんとう虫の幼虫もやってきてくれましたが、てんとう虫は葉の表。
アブラムシは葉の裏にいます。
アブラムシは水で洗い流しても良かったのですが・・・
てんとう虫に増えてもらいたいので彼らのご飯として残しておくことにしました。
本日捕まえたカタツムリはわずかに5匹。
まだまだいるはず・・・
こんぼ界隈にオオクビキレガイが大量発生して以来、ナメクジは見かけることがなくなりました。
▼オオクビキレガイの生息地域
和歌山、山口の農家さんがナメクジとかの対策で放したようです。
ナメクジがいなくなって本当に嬉しい。
しかし、カタツムリは増えているような気もします。
カタツムリの天敵、マイマイカブリとかが畑に来てくれると助かるのですが・・・
マイマイカブリなんてほとんど見かけません。
もしくは「レウコクロリディウム」が畑のカタツムリに寄生してくれるとか。
▼レウコクロリディウムに寄生されたカタツムリはこのようになるみたいです。
このようになるとすぐに鳥などの天敵に発見されて食べられてしまうとか?
でも、寄生されたカタツムリは寄生されていないカタツムリに比べて長生きするみたいです。
長生きされても困るよね〜。^^;
ところで、日本にはいないのかな?