そろそろあの漬物が出来上がっている頃です。
新聞紙に包まれて眠っている漬物容器の中に何が入っているかというと・・・
自然農で育てたナス、赤紫蘇と塩のみ。
それで何ができるかというと昔ながらの京風のしば漬。
きゅうりとかミョウガとか入っているしば漬ではなくナスと赤紫蘇のみ。
紫蘇の葉が紫色だから「紫葉漬」。
▼ナスはあんまり出来がよくありませんでした。
水不足というか、肥料不足で種がたくさんできています。
種がいっぱいのナスって美味しくないのですが、中には良いものもあります。
食べる時に選別するとしますか。
硬いナスはとりあえず水を上げる為に放り込んでおきます。
▼赤紫蘇とナス塩を混ぜてから最後に赤紫蘇と塩でフタ。
真夏の常温で乳酸菌発酵させつつおよそ3ヶ月。
ついについについに京風しば漬が完成しました。
▼やはりナスは良い感じのものとそうでないものに分かれていました。
種が多いナスは種を取っても皮まで硬い。
でも、種のないものは全体出来に柔らかです。
醤油も何もつけずにいただくのが好きです。
その方が自然な味わいがしますので。
▼ご飯も良いけど、今回はお鮨と一緒にいただきます。
紀州名物サンマの棒鮨(鉄砲寿し)です。
酢を使わずかんきつ果汁で作るとより自然な味わい
お米は自家製のササシグレ。
やっぱり鮨によく合います。
▼生姜を使っていないのに紅生姜と一緒にお寿司を食べている感じ。
付け合せは紅生姜や生姜の甘酢漬けが一般的ですけど、
質素で素朴ですけど、よくよく考えるとかなり贅沢な食事。
安心安全な食材で作る料理はやっぱり体が喜びます。
ごちそうさまでした。
次は小カブの漬物です。
塩麹漬けにしようと思います。
まだ小カブの種も蒔いていませんけどね。^^;