本数が足りずに稲束を部分的に二段積みした稲架・・・
稲架1組あたりにかかる重さは何キロあるだろう?
稲架は12本、7畝の田んぼ。
乾燥前のモミで反当10俵あったとしてさらに稲の重さも加わる。
単純計算して・・・あれ?何キロだ?^^;
とりあえず、少なく見ても1組の稲架に200kg以上乗っかってる。
それに加えてこの土砂降りの雨・・・
稲木そのものもヒノキ製なのでもともと重い上に水を吸ってさらに重くなる・・・
だから稲架の脚にはものすごい重さがかかっています。
▼過去にはこんな事も・・・
ポッキリ折れて雨に濡れながら掛け直し・・・
もう2度とこんな目には遭いたくないです。
稲架が折れるとともに自分の心もポッキリ折れてしまいますから・・・
幸い、梅の里自然農塾の勇惣塾頭に教わったこの稲架の組み方に変えてから折れる事も倒れる事もありません。
勇惣塾頭は赤目自然農園の川口由一さんに教わったそうです。
稲架の組み方は地域によって様々です。
和歌山県の近隣他府県では南の海上から来た勢力の強い台風が直撃する可能性があるので1段組みの稲架です。
稲架が倒れて仕方ない・・・と、お悩みの方は是非この方法をお試しください。
本当に理にかなった組み方で、稲束の掛け方もより多くの数をかける事ができます。
しかしながら、根本的に弱い材質の稲木や脚を使えばどんな組み方をしても折れます。
本日は初めて稲架の見回りに行きましたが倒れる事なく無事でした。
▼これでゆっくり晴耕雨読できます。
というか・・・晴耕雨読・・・ここ半月あまり、晴れている日がないような?
おかげで畑の準備も全くできず・・・ご近所の農家さんも全員同じ。
今年の地元の冬野菜の価格はかなり高そうです。
予定していた市場出荷用の高菜栽培も今年はやめておいた方が無難かも。
いま天日干しをしている田んぼを高菜畑にする予定なんですが・・・・
雨ばかりで育苗や畝立てのタイミングが読めません。