ここは5年間無肥料栽培を続けている水田です。
狭いのですけど、大きな1枚の水田よりも小さな水田が数あるほうが田植えは面倒でも草退治は楽。
タイミングをずらして植えれば草退治のタイミングもある程度はずれるからです。
でも、それは初期除草に限ってのこと。
2番目、3番目に生えてくる草もあるので最終的に一斉に草退治しないとです。
▼こちらは田植え機で株間30cmちょっとに植えた田んぼ。
初期除草もうまくいってなかなかいい感じに育っています。
昨年秋にヘアリーベッチを緑肥として育てていましたので少しは土に養分を与えてくれたかと思います。
しかし、枯れてからすき込んだので肥料効果は少ないかと思います。
でも、それでいいのです。
あんまり養分が多すぎると病気に弱いササシグレは穂首イモチ病になってしまうかもしれません。
▼本日、いつもと違う角度から見てみてびっくり!!
コナギがわんさか!!!
これはやばい!!!
今のうちに退治しておかないとただでさえワザと抑えている収穫量もさらに減ってしまいます。
▼株周りに取り残したコナギがとんでもない大きさに育っていました。
でも、初期除草が成功したのでイネも負けずに大きく育っています。
とは言っても、このままコナギを放っておくとダメなので時間を見つけて退治します。
▼全て取り終えたら回転式水田中耕除草機(田押し車)でこんな小さいコナギも退治しないとです。
ナメてかかっていると秋には花を咲かせてしまいますからね。
花を咲かせないようにしないと毎年同じことの繰り返しです。
▼さて、腰につけるこんなカゴでは役に立ちません。
ということで、除草したコナギを大量に運べる例のものを用意します。
▼2年ぶりに登場するコナギ運搬船ブルーシート号です。
条間に浮かべて抜いたコナギをどんどん入れて行きます。
水が入っても沈没することはありません。
イネに優しく、人にも優しい。
でも、水が少ない田んぼでは引きずるのに苦労します。
この田んぼは15〜20cmは水が溜まっているのですごく楽チン。
▼大量のコナギを積んでもスイスイ引っ張れます。
大きな田んぼではもっと大きなブルーシートを使うと便利です。
満杯になったら岸まで運んで積荷を下ろします。
▼まったく草が生えていなかった田んぼも今ではこの状態。
他の田んぼの草取りをしていたのですが、知らない間にこんなに!!
う〜ん・・・今年もやはり鮎釣りにはなかなか行かせてくれそうもありませんね。^^;
でも、今年は腰が痛くないのでヤル気満々です。^^