
ついに念願の自家製納豆が完成しました。
納豆を作る方法はいくつかあり、
市販の納豆菌を混ぜて作る方法、市販の納豆を数粒混ぜて作る方法、
そして、稲ワラに着いている納豆菌の力を借りて作る方法等がありますが、
今回は稲藁で「藁つと」を作りその中で納豆菌を繁殖させる方法で作りました。
2年前、味噌作りの為に米麹を作る際にうっかり高温になりすぎて納豆菌が繁殖してしまった事があります。
その時の失敗経験をもう一度再現すれば納豆は作れるはず。(笑)
クーラーボックスの中に60℃くらいのお湯をいれた2リットルのペットボトルを2本入れて加温。
それから40時間醗酵させました。
醗酵にかける時間は20時間で良いという人もいれば、40時間と言う人もいます。
時間をかけるとアンモニア臭が発生してしまうそうですが、私はくさい納豆が好きなので40時間かけました。
▼それを冷蔵庫で1日冷やせば完成。

冷やす事によって旨味が増幅するのだそうで、3日寝かすのがベストだとか?
箸で引っ張りだしてみると何となく糸が引いています。
匂いも納豆そのもの♪
でも、なんだかおかしい・・・
▼柔らかすぎて粒がつぶれている大豆がかなりあります。

あれ〜!?なんでこんな事に???
おそらく、ゆでる時間が長過ぎた?
茹で時間については色々調べていたのですが、2〜3時間という人もいれば、
9時間茹でると書かれている某麹菌屋さんのサイトもありました。
という事は、かなりおおざっぱでもいいのかな?
と思っていましたが、粒の大きさが不揃いだったから?
次回は茹でずに蒸してみるとします。
▼かき混ぜてみると納豆ペーストになってしまいました。

納豆は400回はかき混ぜるのが美味しく食べるポイント。
この柔らかすぎる納豆で400回もかき混ぜると跡形も無くなってしまうでしょう。
ということで、程々にかき混ぜて醤油と練りからしで頂くとします。
▼世にも奇妙な納豆ペースト掛けごはんの完成♪

お米も自家製、豆も自家製、藁も自家製、何もかも自家製の朝ご飯。
さてさて、お味はいかがでしょう〜♪
▼いただきます♪

こっ!!これは〜!!
旨い!!!旨すぎる!!!
納豆のつぶつぶ感が無いのが唯一残念なところですが、味と良い、香りと良い、最高に旨い!!
懐かしい昔の納豆くさい納豆の味です!!
小糸在来大豆を使った事も大きなポイントでしょう♪
これは手間暇掛けて作る価値あり!!
最高の贅沢とはこういう事ですね。